AIと衛星画像で海洋漂流ごみを追跡する技術 (AI helps marine scientists track floating debris from space)

2026-03-09 スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)

スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)が主導するADOPT(AI for Detecting Ocean Plastic Pollution with Tracking)プロジェクトでは、衛星画像解析AIと漂流予測モデルを組み合わせ、海洋に浮遊するプラスチックごみの検出と追跡を行う新技術を開発した。衛星画像から海面上のごみ集積域(数百メートル規模のガベージパッチや風列状漂流物)をAIで識別し、その後、風や海流の予測モデルに機械学習による補正を加えて、回収チームが到達するまでの約24時間以内の漂流位置を予測する。システムはESAのSentinel-2衛星と高解像度のPlanetScope衛星データを組み合わせて運用され、毎日更新される画像から大規模漂流物を検出できる。実海域データが不足しているため、GPS搭載ドリフターの観測データを学習に利用した。現在は概念実証段階を終え、海洋ごみ回収活動への実地試験が予定されている。

AIと衛星画像で海洋漂流ごみを追跡する技術 (AI helps marine scientists track floating debris from space)
© 2025 iStock

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