1700応用理学一般 Ga系近似結晶で巨大磁気熱量効果を観測～環境負荷の少ない次世代冷却技術に期待～
2025-08-27 東京理科大学,科学技術振興機構東京理科大学の田村隆治教授らは、新手法「二重異原子価元素置換」を用いて Ga–Pt–Gd 近似結晶を基盤に Au を加えた四元系 Ga–Au–Pt–Gd 1/1 近似結晶を合成し、平均価電...
1700応用理学一般 
0106流体工学 乱流のエネルギー伝達経路を再構成、定説を覆す発見（Pitt Researchers Rewire the Energy Pathways of Turbulence）
2025-08-27 ピッツバーグ大学ピッツバーグ大学の研究チームは、従来の理論では一方向と考えられてきた乱流中のエネルギー伝達（エネルギー流束）の方向を逆転させる、「新しいタイプの乱流流れ」を実現しました。この成果は、海洋や大気など自然界...
0110情報・精密機器 分子振動を検出する新型量子センサーを開発（Engineers create new class of quantum sensors to detect faint molecular vibrations）
2025-08-25 ジョンズ・ホプキンス大学 (JHU)ジョンズ・ホプキンス大学の研究チームは、分子の「振動」を高感度で検出できる新型量子センサーを開発しました。分子振動は物質を識別する“指紋”ですが、従来の赤外やラマン分光では微弱すぎて...
0109ロボット ヒューマノイドロボット革命は間近か？（Are we truly on the verge of the humanoid robot revolution?）
2025-08-27 カリフォルニア大学バークレー校 (UCB)AIチャットボットが言語能力を急速に進化させた一方で、ヒューマノイドロボットは「現実世界で使えるスキル」がなかなか伸びていません。UC Berkeleyのケン・ゴールドバーグ教...
0402電気応用 新しい電気化学プロセスによりEVバッテリーからのリチウムリサイクルが低コストに（Recycling lithium from old electric vehicle batteries could be done cheaply with new electrochemical process）
2025-08-26 ウィスコンシン大学マディソン校（UW-Madison）電気自動車（EV）の普及に伴い、使用済みのリチウムイオン電池に含まれるリチウムの再利用が課題となっています。UW–Madisonのキョン‑シン・チョイ教授らは、新た...
1703地質 化石が示す「奇妙な」装甲恐竜スピコメラス・アフェル、首から棘が突き出ていた(“Bizarre” armoured dinosaur, Spicomellus afer, had spikes sticking out from its neck, fossils show)
2025-08-28 バーミンガム大学モロッコで発見された中期ジュラ紀(約1億6500万年前)の化石により、最古の鎧竜の一種 Spicomellus afer の姿が明らかになりました。全長約4mの植物食恐竜で、首の周囲に最大87cmの棘が...
1202農芸化学 干ばつとオゾン汚染が大豆収量を減少させる仕組みを解明（How drought and ozone pollution team up to reduce soybean yield）
2025-08-27 イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校イリノイ大学とUSDAの研究チームは、野外実験施設SoyFACEで大豆を対象に、オゾン濃度上昇（100ppb）と降雨量40％削減の干ばつ条件を3年間調査しました。従来、一部研究では干...
1701物理及び化学 ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡が「宇宙の蝶」の謎を解明（James Webb Space Telescope reveals cosmic butterfly’s secrets）
2025-08-27 英国研究イノベーション機構（UKRI）ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡（JWST）は、中間赤外線装置MIRIを用い、飛蝗座にある惑星状星雲「バタフライ星雲（NGC6302）」の中心部を初めて詳細に観測しました。厚い塵に隠...
1204農業及び蚕糸 農業の前駆的形態を発見(Discovery of a precursor to agriculture)
2025-08-25 マックス・プランク研究所マックス・プランク人口研究所は、1939～2000年生まれの世代を対象に6種類の予測手法で平均余命を分析し、上昇速度が20世紀前半に比べ大幅に鈍化していると報告しました。1900～1938年生ま...
1604情報ネットワーク ネットワーク内の主導と追随を可視化する新アルゴリズムを開発（Who leads and who follows? A new way to read network flows）
2025-08-27 スイス連邦工科大学ローザンヌ校(EPFL)EPFLとジュネーブ大学の研究者は、有向ネットワークにおける新しいコミュニティ検出法「バイモジュラリティ」を開発しました。従来はリンクの方向を無視していたため限界がありましたが...
1702地球物理及び地球化学 アジア三大高原の形成が気候と生物多様性に影響（Formation Asian’s Three Great Plateaus Shape Climate and Biodiversity）
2025-08-22 中国科学院（CAS）中国科学院植物研究所の王偉教授らは、アジア三大高原（チベット・イラン・モンゴル）の隆起と拡大が、アジアの地形変化と生物多様性進化を駆動したと報告しました。研究は「Trends in Ecology ...
1900環境一般 南極氷棚の融解を促進する雪藻を発見（Researchers Discover Snow Algae Accelerate Antarctic Ice Shelf Melting）
2025-08-22 中国科学院（CAS）中国科学院 航天信息研究院（Aerospace Information Research Institute）の梁東博士らの研究チームは、南極大陸の氷棚における「スノーアルジー（雪藻）」の存在が氷の...