産業技術総合研究所(産総研)

0505化学装置及び設備

原子の振動を波として電子顕微鏡で捉えた!~ナノデバイスに用いる材料の評価に新たな道~

2019-08-13   産業技術総合研究所 ポイント 新たに開発した電子顕微鏡を使って従来より2桁以上高い空間分解能で格子振動を計測 熱伝導などの材料の基礎的な性質をこれまで以上に詳細に解明することが可能 熱電素子や光電子デバイス、超電導...
0504高分子製品

プラスチック補強用セルロースナノファイバーの生分解性を確認

高強度の生分解性プラスチック複合材料の開発に道をひらく 2019-08-08  産業技術総合研究所 ポイント プラスチック補強用のアセチル化リグノセルロースナノファイバーの良好な生分解性を確認 生分解性でありながら高強度の生分解性プラスチッ...
0501セラミックス及び無機化学製品

カプセル状多孔性配位高分子を合成~レアメタルフリー電極触媒の開発が進む~

穴の開いたカプセル状の多孔性配位高分子(Metal-organic framework, MOF)と、安価な鉄とニッケルを固定しカーボンナノチューブで連結したカプセル状金属高分散炭素触媒を開発した。
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1703地質

世界が注目する変成岩地域の地質図が完成

高知県北部の本山地域の変成岩の地質構造を示した5万分の1地質図幅「本山」を刊行。ジュラ紀から白亜紀、海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込む「沈み込み帯」で、海洋プレート上の堆積物や岩石が地下10-60 km引きずり込まれ大陸下に付加。
0105熱工学

100℃以下の廃熱を利用可能な蓄熱システムの本格実証試験を開始

100℃以下の低温廃熱を利用可能な蓄熱材を約12t利用した蓄熱システムの本格実証試験を2019年7月から開始した。
0502有機化学製品

バイオエタノールからブタジエンを生成する世界最高の生産性を有する触媒システムを短期間で開発

2019-07-22 産業技術総合研究所  横浜ゴム(株)は、国立研究開発法人 産業技術総合研究所(産総研)と先端素材高速開発技術研究組合(ADMAT)との共同研究により、インフォマティクス(情報科学)を活用しバイオエタノールからブタジエン...
0403電子応用

定説覆す発見 10nmサイズの高品質マグネタイト作製で明らかに

ナノサイズ化したマグネタイトでは転移特性が失われるという通説を覆し、欠陥などの外的擾乱因子を除いた純粋なマグネタイトは、優れた伝導特性(転移特性)を示すことを発見。
0402電気応用

亜鉛空気電池の二次電池化に資する電解質~ポストリチウム大容量電池の実現へ一歩~

2019-07-04 産業技術総合研究所 ポイント 揮発性と二酸化炭素吸収性を抑えた電解質を開発 電池寿命を縮める要因であるデンドライトの発生を抑制 長寿命の亜鉛空気二次電池への貢献に期待 概要 国立研究開発法人 産業技術総合研究所【理事長...
2004放射線利用

窒化ガリウムマイクロLEDの発光効率を低電流密度で5倍に高効率化

中性粒子ビームエッチング技術を用い、加工ダメージの極めて少ないGaNマイクロLEDを作製した。LEDのサイズを6 マイクロメートルまで小さくしても低電流密度での発光効率を維持。
1700応用理学一般

低反射率で耐久性の高い偏光シートを印刷技術で実現

印刷によって世界最小の線幅50 nm以下の金属パターンが形成できる技術を開発。表面に凹凸を付与することなどで偏光度99 %、反射率4 %の高耐久性偏光シートを実現。
1702地球物理及び地球化学

大阪平野が持つ地中熱ポテンシャルを「見える化」~地下水資源を活かした新たな都市づくりに向けて~

大阪平野の水文環境図を作成した。この水文環境図をもとに、地中熱利用システム(クローズドループ、オープンループ)に対応した2種類の地中熱ポテンシャルマップを整備し、水文環境図とともにウェブサイトに公開した。
1700応用理学一般

アルミ系近似結晶で半導体を創製~固体物理学の基本的問題の解決と高性能熱電材料開発への突破口~

バンドエンジニアリングによって、半金属のバンド構造を持っていたアルミ系近似結晶のバンドギャップを開いて半導体を創製した。
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