1700応用理学一般 キラル結晶の右手系・左手系で反転する放射状スピン構造を発見 キラルな結晶構造に由来して発現する固体内スピンの特性を、テルル単体を用いた実験から明らかにした。鏡映しの関係にある右手系・左手系結晶では、放射状構造を持つスピンの向きが逆転することを見いだした。 2020-03-04 1700応用理学一般1701物理及び化学
0403電子応用 シリコン内電子スピンの量子非破壊測定に成功 シリコン中の単一電子スピンの「量子非破壊測定」に成功した。シリコン量子コンピュータの実現に不可欠な「量子誤り訂正」の実現が大きく近づくと期待。 2020-03-03 0403電子応用1600情報工学一般1601コンピュータ工学1701物理及び化学
1202農芸化学 マメ科植物と根粒菌の共生に関わる重要な遺伝子を発見~根粒窒素固定の利用効率向上に貢献~ 窒素固定の低下を引き起こす根粒菌の遺伝子(DCA1遺伝子)、及びその影響を打ち消して窒素固定を可能にするミヤコグサの遺伝子(APN1遺伝子)を発見した。 2020-03-02 1202農芸化学
0109ロボット 未来の生活で有用な材料を開発!~高度先進医療やソフトロボットに応用可能~ 透明な生体組織を参考に、橋架けを施した高分子中に粒径の揃った直径約100nmのシリカ微粒子を高濃度で分散させると、光学的には無色透明になり、力学的には高靱性化することを発見した。 2020-02-29 0109ロボット0501セラミックス及び無機化学製品0504高分子製品
1600情報工学一般 「富岳」のクラウド的利用に向けた共同研究プロジェクトが決定しました 2020-02-28 理化学研究所 理化学研究所(理研)は、理研が開発主体となって開発・整備を推進しているスーパーコンピュータ「富岳(ふがく)」の計算資源を活用したクラウド的な利用サービスの試行に向け、共同研究プロジェクトの提案の募集を行い... 2020-02-29 1600情報工学一般1601コンピュータ工学
0505化学装置及び設備 単一分子による共鳴ラマン散乱の可視化に成功 ~究極の化学分析手法の確立に向けた大きな一歩~ 単一分子による共鳴ラマン散乱の可視化に成功し、その解析から、化学分析手法として重要な選択則を見いだした。 2020-02-17 0505化学装置及び設備1701物理及び化学
0403電子応用 シリコンスピン量子ビットの高速読み出しに成功~シリコンスピン量子コンピュータの試料設計に指針~ 「シリコンスピン量子コンピュータ」の実現において、重要な課題となっている、シリコン量子ドットデバイス中の電子スピンの高速読み出しに成功した。 2020-02-14 0403電子応用1601コンピュータ工学1700応用理学一般
1600情報工学一般 国際連携によるがん全ゲノムの大規模解析 ~次世代のがんゲノム医療の解析基盤構築に貢献~ 38種類のがんについて、2,800例以上の全ゲノムシーケンス解析[1]を行った結果、4,600万個を超える変異・異常を同定し、その特徴を明らかにした。 2020-02-06 1600情報工学一般1603情報システム・データ工学
0505化学装置及び設備 たんぱく質の構造や動きを解析する新技術を開発 ~情報・数理科学の応用によるNMR法の革新~ 核磁気共鳴(NMR)法に情報・数理科学の手法を応用することで、従来は解析が困難だった重なり合うNMR信号を分離し、たんぱく質の構造や動きなどに関する情報を得る新たな方法「SiPex法」を開発した。 2020-01-31 0505化学装置及び設備1504数理・情報1700応用理学一般
0502有機化学製品 「第二世代」バイオディーゼル燃料合成の触媒を開発 従来の均一系・不均一系触媒よりも高活性(少量の触媒量で高収率)で再利用性の高い固定化触媒を開発し、それを用いて「第二世代バイオディーゼル燃料」をカーボンニュートラル・省資源・省エネで合成することに成功した。 2020-01-28 0502有機化学製品0503燃料及び潤滑油1900環境一般1901環境保全計画1902環境測定
0400電気電子一般 反超放射で量子ビットを守る ~量子ビット寿命の原理的限界を打破~ 制御線に非線形フィルターを強く結合させることにより、量子ビットの短寿命化を阻止できることを発見した。原理は反超放射と呼ばれる量子干渉効果。超伝導量子コンピューターなど、固体系量子ビットを用いる量子コンピューターに応用可能。 2020-01-28 0400電気電子一般1601コンピュータ工学1700応用理学一般1701物理及び化学
1600情報工学一般 量子もつれを利用した単一マグノンの検出~超伝導量子ビットを使った新しい量子センサーの開発に成功 量子コンピューターの基本素子である超伝導量子ビットを用い、新しい量子センサーを開発した。動作原理に量子もつれ現象を利用し、マグノンと呼ばれる強磁性結晶内スピンの集団励起のエネルギー量子をたった1個、単一試行測定で検出できるようになった。 2020-01-24 1600情報工学一般1601コンピュータ工学1700応用理学一般1701物理及び化学