理化学研究所

0502有機化学製品

1細胞RNA解析で世界最高成績~国際的な性能比較研究で証明~

「高出力型1細胞RNAシーケンス法」1細胞RNA-seq法の中で世界的に主要な13手法の開発者・企業が参加し、その性能を比較する研究が実施された。研究チームが開発したQuartz-Seq2が総合的な性能スコアで世界最高成績を収めた。
0502有機化学製品

難発現タンパク質の合成法を開発 ~低い温度での試験管内タンパク質合成を可能に~

従来の無細胞タンパク質合成系を改良し、「難発現タンパク質」を低温で効率良く発現する技術基盤の開発に成功した。
0403電子応用

表面弾性波によるスキルミオン生成 ~発熱を抑えたスキルミオン生成の実現~

「表面弾性波」と呼ばれる物質表面を伝わる超音波により、発熱を抑えながら「スキルミオン」を生成することに成功し、その生成過程を明らかにした。
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0403電子応用

二重ドーナツ型の超分子コイル~磁気に応答して電気が流れる巨大なチオフェン環状分子~

チオフェン分子を環状に連結した6T4A-4Buリング型分子に酸化処理を施すことで、世界で前例のない二重ドーナツ型構造の巨大超分子を作ることに成功した。
0502有機化学製品

創薬に資する霊長類のオミックスデータベースD3Gの公開

ヒト、カニクイザル、マーモセットの霊長類のゲノムと遺伝子モデル、遺伝子発現の情報を含むオミックス情報の統合データベース「D3G」を公開した。核酸医薬の創薬研究における効果的な塩基配列の選択や有効性の評価、安全性の予測・解釈が容易になる。
0404情報通信

超高精度光周波数の240キロメートルファイバー伝送に成功

複数の遠隔地間で240キロメートルに及ぶ光周波数ファイバー伝送の実証実験を実施し、データ積算時間2600秒で、周波数精度1×10-18に達する超高精度光周波数遠隔地間伝送に成功した。
0403電子応用

たった1つの光子が持つ圧力によって制御された音波の実現~振動の量子制御の課題克服へ一歩前進~

超伝導回路の特性を利用することで、超伝導共振器に蓄えられた電磁波(マイクロ波)に巨大な輻射圧を持たせることに成功。たった1つの光子の輻射圧で、物体表面に局在化した音波に十分に大きな影響を与えることができた。
1701物理及び化学

急激に膨れる原子核~カルシウム同位体で見つかった異常な核半径増大現象~

質量数42から51までのカルシウム(Ca)同位体の核物質半径を初めて測定し、二重魔法数[3]核のカルシウム-48(48Ca)を超えた領域で突如起きる異常な構造変化を発見した。
0502有機化学製品

疾患と関わる血液中の酵素活性異常を「1分子」レベルで見分ける技術の開発

血液中の酵素を「1分子」レベルで区別して検出する新たな方法論を開発し、疾患と関わる酵素活性異常を超高感度に検出する病態診断法の可能性を示した。
1600情報工学一般

独自の実験系で近藤雲の空間的な広がりを初めて観測~長距離にわたるスピンの結合の量子制御に期待~

多数の伝導電子が局在スピンを取り囲んで遮蔽する「近藤雲」の空間的な広がりを実験的に捉えることに成功した。
1601コンピュータ工学

半導体量子ビットの能動的な雑音抑制に成功 ~量子ビット制御におけるエラー起源を解明~

半導体量子コンピューターへの応用が期待される電子スピン量子ビットへの固体素子中の雑音を能動的に抑制することで、量子ビットの制御エラーを劇的に低減することに成功した。
2004放射線利用

酸素金属化に伴う電子状態変化を世界で初めて実測

100万気圧で酸素が金属化することに伴う電子状態の変化をX線ラマン散乱測定と電子状態計算により解明した。
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