理化学研究所(理研)

0110情報・精密機器

18桁精度の可搬型光格子時計の開発に世界で初めて成功~東京スカイツリーで一般相対性理論を検証~

18桁の精度をもつ可搬型光格子時計の開発に成功。東京スカイツリーの地上階と展望台に設置した2台の可搬型光格子時計を光ファイバーでつなぎ、原子の共鳴スペクトルが、450m標高差に相当するおよそ21ヘルツ分ずれていることが観測された。
1102水質管理

酵素の仕組みを再現した硝酸還元触媒~窒素酸化物の無害化技術へ期待~

化学合成した酸素を含むモリブデン硫化物の触媒に反応活性があることを見いだし、水質汚染物質として規制されている硝酸イオン(NO3-)を無害化するための、新たな触媒開発につながると期待される。
0403電子応用

極性超伝導体における巨大整流特性の発見 ~超伝導整流性の起源解明に新たな一歩~

電気二重層トランジスタ(EDLT)構造による界面電場によって極性構造を持つ 2 次元超伝導体であるチタン酸ストロンチウム(SrTiO3)が、磁場を印加した状況下で巨大な整流特性を示すことを発見した。
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0502有機化学製品

リボソームを試験管内で自由に再構成~リボソーム小サブユニットの包括的な解析が可能に~

細胞内においてタンパク質合成を担う分子複合体である「リボソーム小サブユニット」の全構成要素の包括的解析に向け、大腸菌のリボソーム小サブユニットを自由に改変できる試験管内再構成系を開発した。
2004放射線利用

抗肥満薬が黄色ブドウ球菌の病原因子を阻害するメカニズムを解明

黄色ブドウ球菌 が産生する病原因子の1つである「リパーゼ(SAL)」の立体構造を X 線構造解析 の方法を用いて、世界で初めて解明した。
0107工場自動化及び産業機械

ものづくり現場で中性子線を使った材料分析が可能に~軽量化を可能にする鋼材開発に新たな道筋~

中性子回折法による集合組織測定技術と、理研小型加速器中性子源システムRANS(ランズ)を組み合わせることで、中性子回折法による実験室レベルでの集合組織測定技術の開発に世界で初めて成功した。
0403電子応用

シリコン量子ビットの高精度交換操作を実現

量子コンピュータ実用化に向け、シリコン量子ドットデバイス中の電子スピンにおいて、高い精度を持つスピン交換操作の実装に成功した。
0501セラミックス及び無機化学製品

ガラス状態における分子運動の不均一性を「ずり」で解消~摩擦・応力下でも丈夫な素材の開発に貢献~

粘性が増して急に流れにくくなる「ガラス転移」。X線光子相関分光法(XPCS)を用いて、ガラス転移温度付近の「ガラス状態」で見られる分子運動の不均一性が、「ずり」と呼ばれるひずみによって解消される現象の観測に初めて成功した。
2004放射線利用

ジルコニウム同位体は励起状態でも突然変形する

中性子過剰なジルコニウム(Zr)同位体である99Zr(陽子数40、中性子数59)の励起状態の核磁気モーメント測定に世界で初めて成功した。
0502有機化学製品

湿度と伸長速度によって変化するクモ糸の構造を解明~強靭な人工クモ糸の設計指針に有用~

クモ糸が生息環境の湿度にあるときや獲物となる昆虫の飛来速度に近い速度で延伸するとき、強靭性が向上することを発見した。
0110情報・精密機器

硬さ分布を3次元解析する新システムを開発

精密加工と精密位置決め技術を組み合わせ、素材内部の微小硬さを測定 2020-03-10    関西大学,理化学研究所  関西大学システム理工学部の古城直道准教授、廣岡大祐准教授および国立研究開発法人 理化学研究所光量子工学研究センターの横田...
0401発送配変電

高効率な超薄型有機太陽電池の寿命が従来の15倍に

高いエネルギー変換効率と長期保管安定性を両立する超薄型有機太陽電池の開発に成功した。
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