東京大学

0402電気応用

二次電池の高容量化を可能とする加圧電解プレドープ技術の開発に成功

二次電池を組み立てる前に負極とリチウムを反応させる実用的な方法(プレドープ)を種々検討し、負極の電気化学的プレドープを加圧下で行うことにより、大電流で高濃度までプレドープすることができることを見出した。
0400電気電子一般

有機半導体の材料開発を効率化するシミュレーションに成功

分子の化学構造式と粉末X線回折パターンを使い、単結晶構造の測定データを使わずに有機半導体の移動度を予測するシミュレーションに成功した。
0501セラミックス及び無機化学製品

金属並みの熱伝導性を備えたゴム複合材料を開発

カーボンナノファイバー(CNF)とカーボンナノチューブ(CNT)の2種類の繊維状カーボンと、環動高分子のポリロタキサンを複合化させて、ゴムのように柔軟で、金属に匹敵する高い熱伝導性を示すゴム複合材料を開発した。
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0502有機化学製品

Gタンパク質共役型β2アドレナリン受容体がシグナル伝達活性を発揮する状態における構造を可視化

2020-02-17    東京大学大学院薬学系研究科,次世代天然物化学技術研究組合,日本医療研究開発機構 Gタンパク質共役型受容体(GPCR)は、7回膜貫通型の膜タンパク質であり、細胞外側への作動薬の結合によって活性化すると、細胞内側でG...
1700応用理学一般

反強磁性金属薄膜のテラヘルツ異常ホール効果を観測

室温において反強磁性金属の異常ホール効果をテラヘルツ周波数帯で観測することに成功した。
1600情報工学一般

データは誰のもの?オープンになると、科学はどう変わる?

東京大学は、研究データを集めて、広く社会の中の利活用に供する「データ活用型社会創成プラットフォーム」の構築を進めている。
1600情報工学一般

ほぼ室温超伝導を示す高圧下ランタン水素は量子固体だった

予測より低い圧力で超伝導になる理由を理論的に説明 低圧での室温超伝導実現へ道筋 2020-02-06    物質・材料研究機構,東北大学,東京大学,理化学研究所 NIMSと東北大学、東京大学、理研などで構成される国際研究チームは、温度-23...
2005放射線防護

最新のデータとモデルから森林内の放射性セシウムの動きを将来予測

森林の放射性セシウムの動きを、最新の観測データと改良した予測モデルを用いることで、森林内での放射性セシウムの分布と木材中の濃度について、その変化を長期予測した。
1600情報工学一般

国際連携によるがん全ゲノムの大規模解析 ~次世代のがんゲノム医療の解析基盤構築に貢献~

38種類のがんについて、2,800例以上の全ゲノムシーケンス解析[1]を行った結果、4,600万個を超える変異・異常を同定し、その特徴を明らかにした。
0403電子応用

世界最速有機トランジスタを実現~短チャネルと高移動度を両立する微細加工技術を開発~

有機半導体単結晶の薄膜上でチャネル長1マイクロメートルスケールの微細加工手法を新たに開発。10 cm2/Vsの高移動度と短チャネル化を同時に達成し、グループが有しす世界記録を2倍程度更新、世界最速となる38 MHzの遮断周波数を達成。
0501セラミックス及び無機化学製品

液体の水の中には2種類の構造が存在する ~水の特異性をめぐる長年の議論に決着~

2020-01-31 東京大学 ○発表者: 田中 肇(東京大学 生産技術研究所 教授) ○発表のポイント: ◆水のさまざまな異常性の起源については、1世紀以上にわたり長年論争が続いてきた。その理由は、液体の水の構造に関する深い理解の欠如にあ...
1703地質

「ちきゅう」による遠州灘掘削の速報:長期間の連続した地震記録試料を採取

2020-01-29 産業技術総合研究所,海洋研究開発機構,東京大学 国立研究開発法人海洋研究開発機構(理事長 松永 是、以下「JAMSTEC」)は、日本地球掘削科学コンソーシアム(注1)と共同で実施する「地球深部探査船「ちきゅう」(注2)...
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