京都大学

0504高分子製品

「亀裂」と「光」で世界最小サイズの絵画の作製に成功~インクを使わずに超高精細な印刷が可能に~

OM(組織化したミクロフィブリレーション)と呼ばれるクレージングを調整してフィブリルを組織的に形成させ、特定の色の光を反射する素材を開発した。フィブリル層の周期調整によって全ての可視光を発色する事に成功した。
0501セラミックス及び無機化学製品

マイクロ波分光で光触媒を簡便に評価~オキシハライド光触媒能を約3倍に向上することに成功~

光触媒の性能を速く簡便に評価する手法を確立し、ビスマス系のオキシハライド光触媒の最適な焼結温度を導いた結果、光触媒能を従来の約3倍に向上させることに成功した。
0401発送配変電

新規色素設計指針を開発~世界最高の太陽光エネルギー変換効率の実現に向けて~

有機太陽電池の一種である色素増感太陽電池において、ポルフィリン色素の中で世界最高のエネルギー変換効率を示す色素を上回る性能をもつ、新規ポルフィリン色素を開発することに成功した。
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1900環境一般

シカの増加が川の魚の個体数に影響することを示唆

ニホンジカの過剰な摂食による森林環境の変化が、川の魚の個体数の増加・減少にも影響を及ぼしている可能性があることを、芦生研究林において11年間継続してきた魚類と生息環境の観察によって示した。
1701物理及び化学

暗黒物質の正体に迫る新しい探査法を提唱~原始惑星系円盤の偏光パターンからアクシオンを探索~

アクシオンは光の偏光方向を回転させる性質がある、アクシオンが暗黒物質だとすれば、同心円状の偏光パターンが渦巻き状へと乱されてしまうことが期待される。原始惑星系円盤の偏光パターンの乱れを探すことで、アクシオンを探索することができる。
1300森林一般

樹木の乾燥ストレス反応の種間差を引き起こすメカニズムを解明

葉内のタンパク質の生理機能に着目し、乾燥ストレスによる気孔閉鎖のメカニズムについて調べた結果、細胞膜の水透過性を制御する膜タンパク質であるアクアポリンが、葉内部の水移動抵抗の変化を通じ、気孔の開閉を制御していることが明らかになった。
1701物理及び化学

すばる望遠鏡超広視野主焦点カメラHyper Suprime-Camで遠方超新星を多数発見

すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラHyper Suprime-Cam(HSC)を用いた半年間の観測により、赤方偏移1以上(約80億光年遠く)の遠方超新星58個を始め約1,800個もの超新星を発見した。
0110情報・精密機器

3Dスキャンを用いて異なるスケールの脳活動を連結する技術を開発

3Dスキャン技術を解剖生理学に応用し、細胞分布のスケールに迫る精度で、脳全体のスキャン画像を重ね合わせられることを実証した。
1700応用理学一般

フェリ磁性体アモルファス合金のジャロシンスキー守谷相互作用の観測に成功

フェリ磁性ガドリニウム・鉄・コバルト(GdFeCo)アモルファス合金中にジャロシンスキー守谷相互作用(DMI)が存在することを見いだし、その発現メカニズムを解明した。
0501セラミックス及び無機化学製品

世界最小のダイヤモンド量子センサーの作成に成功

生命現象や細胞内環境を精密計測するための次世代ツールとして期待される、世界最小の5ナノメートルのダイヤモンドで高感度な量子センサーの開発に世界で初めて成功した。
0401発送配変電

高性能ペロブスカイト太陽電池の大面積塗工に汎用性の高い手法で成功

独自の高純度化前駆体材料を開発し、これを用いることで汎用性の高い塗工プロセスで高品質なペロブスカイト薄膜が作製できることを見出した。
1900環境一般

森林の国・日本で草地は10万年以上維持されてきた

日本では最近100年間で草地が90%以上消失した結果、多くの草地性生物が絶滅の危機に直面。全国的な遺伝子解析の結果、日本人になじみの深い草地性植物4種は過去10万年間にわたって国内で個体数を安定的に維持してきたことが示された。
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