九州大学

1702地球物理及び地球化学

地球温暖化によってアラビア海の湧昇流が弱まっている

現生・化石サンゴの骨格から,アラビア海の1,000年前〜現在の海水温・塩分変動を復元した。過去1,000年間と比べて現在のアラビア海の湧昇流が弱まっていることを発見した。
1701物理及び化学

「はやぶさ2」初期分析チーム 2021年6月より試料の分析開始

「はやぶさ2」が持ち帰った粒子は、2021年6月ごろより、プロジェクト内の初期分析チームで詳細分析される。一年間の分析で、太陽系の起源と進化、地球の海や生命の原材料物質に関する成果をあげることをめざす。初期分析は、日本を中心に14カ国、109の大学と研究機関、269名が参加する国際チームで進めていく。6つのサブチームに分かれ、全体の統括は東京大学の橘 省吾 教授が担当する。
1104空気調和

冷房の風向設定により快適性が異なることを脳科学的に証明

店舗・ビル用エアコンの快適性に関する共同研究を行い、冷房の風向設定により快適性が異なることを脳科学的に証明した。
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1700応用理学一般

ミュオグラフィの陸から海への展開

世界初となる海底ミュオグラフィセンサーアレイの一部を東京湾アクアライン海底トンネル内部の100 mにわたって設置し、東京湾における天文潮位のリアルタイム測定に成功した。
0703金属材料

ロジウムを凌駕する高耐久性な多元素ナノ合金排ガス浄化触媒

自動車排ガス浄化に対して最も高い性能を有するロジウム(Rh)を凌駕する、高耐久な多元素ナノ合金触媒の開発に成功した。PdRuに第3の元素を加えることで配置エントロピーを増大させ、高温での固溶体構造を安定化させた種々のナノ合金の開発に成功し、PdRuイリジウム(Ir)ナノ合金がPdRuおよびRhよりも高活性かつ、高耐久性であることを発見した。
0505化学装置及び設備

超高効率な水の電気分解を実現するナノシート状合金触媒を開発

再生可能エネルギーによる水素社会実現へ大きく貢献 2021-02-17 京都大学,九州大学,高輝度光科学研究センター,科学技術振興機構 京都大学 大学院理学研究科 北川 宏 教授、草田 康平 同 特定助教(研究当時、現:京都大学 白眉センタ...
2004放射線利用

新たな中性子利用開拓の鍵となる高精度核反応計算手法を開発

計算結果を基礎科学や医療等での中性子利用に資するデータベースとして公開 2021-02-10 日本原子力研究開発機構,九州大学,大阪大学 【発表のポイント】 基礎科学や医療等の分野で新たな中性子利用の検討が進められており、従来の中性子源では...
1504数理・情報

ネットワーク上の情報の流れをダイアグラムで表現する新理論を開発!

2021-02-09 九州大学 九州大学数理・データサイエンス教育研究センター/芸術工学研究院の森史助教と理化学研究所(理研)数理創造プログラムの岡田崇上級研究員の研究チームは、ブーリアンネットワーク上の情報の流れをダイアグラムに基づいて展...
1701物理及び化学

中性子寿命の謎、解明に向けた新実験が始動~第3の手法により中性子寿命問題の解明に挑む~

2021-01-08 高エネルギー加速器研究機構,J-PARCセンター,名古屋大学,東京大学,京都大学,九州大学,筑波大学,大阪大学 本研究成果のポイント 新しい手法による中性子寿命測定装置を開発し、最初の実験結果を得た 今後精度を向上させ...
0504高分子製品

高分子鎖の接着初期素過程の直接観察に成功

単一高分子鎖の非可逆吸着現象から革新的接着技術の構築へ 2020-12-01 九州大学,科学技術振興 次世代モビリティの軽量化を目的として構造部材のマルチマテリアル化が推奨され、将来的にはオールプラスチック化が予測されています。このため、部...
1200農業一般

ドローン空撮画像から植物1個体ごとの3次元形質を自動推定する手法の開発

多少の雑草がある圃場でも高精度に推定可能 2020-10-20 東京大学 発表者 郭   威(東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構 助教) 深野 祐也(東京大学大学院農学生命科学研究科附属生態調和農学機構 助教) 野下 浩司...
1701物理及び化学

チタン同位体におこる新たな安定化現象を発見~質量測定で迫る原子核の存在限界~

2020-09-16 東京大学 道正 新一郎(原子核科学研究センター 助教) 小林 幹(物理学専攻 博士課程学生*研究当時) 下浦 享(原子核科学研究センター 教授) 上坂 友洋(理化学研究所仁科加速器科学研究センター 室長) 井手口 栄治...
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