1206農村環境

猛暑年に国内水稲の高温不稔の実態を調査、モデル化で将来予測も可能に 1206農村環境

猛暑年に国内水稲の高温不稔の実態を調査、モデル化で将来予測も可能に

広範囲で記録的高温となった2018年に、出穂・開花期に高温に遭遇した水田において水稲(コシヒカリ)の不稔が通常より高い割合で発生したことを確認しました。不稔の割合と気象要素との関係を調べ、開花期の穂温から水田における不稔割合を推定するシミュレーションモデルを開発し、推定した結果、近年頻発する猛暑と出穂のタイミングによっては、国内の水田で高温不稔が発生している可能性があることがわかりました。
北海道内主要産地の小麦収量は開花期の晴天で増加、曇天・雨天で減少する 1206農村環境

北海道内主要産地の小麦収量は開花期の晴天で増加、曇天・雨天で減少する

「きたほなみ」を主要品種とする近年の北海道内主要産地の小麦収量には、開花期と前後2日を含む5日間の天気が大きく影響することを明らかにしました。晴天時と比較して、曇天・雨天時には減収となり、最大で35%の差が出ると試算されました。本成果は、小麦の収量の安定化技術の開発に役立ちます。
気候変動による水稲(コメ)の収量や外観品質への影響は従来の予測以上に深刻である 1206農村環境

気候変動による水稲(コメ)の収量や外観品質への影響は従来の予測以上に深刻である

気候変動による国内の水稲(コメ)の収量および外観品質への影響を予測した。従来のモデルによる予測と比べ、高温と高CO2の複合影響を組み込んだ最新のモデルではコメの収量の減少や、外観品質の低下がより早く深刻化することが分かった。
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稲作におけるカリ施肥の重要性~放射性セシウム濃度の基準値超過ゼロを続けるために~ 1206農村環境

稲作におけるカリ施肥の重要性~放射性セシウム濃度の基準値超過ゼロを続けるために~

2021-07-07 農研機構カテゴリ:水田作技術紹介パンフレット放射能対策技術タイトル:稲作におけるカリ施肥の重要性ー放射性セシウム濃度の基準値超過ゼロを続けるためにー 発行年月日:2021年3月31日 概要: 土壌中交換性カリ含量の減少...
有機質資材と被覆尿素肥料の窒素肥効を見える化するウェブサイトを公開 1206農村環境

有機質資材と被覆尿素肥料の窒素肥効を見える化するウェブサイトを公開

地温などの土壌条件に応じて、家畜ふん堆肥や植物油かすなどの有機質資材と被覆尿素肥料の窒素肥効を予測するアプリを開発し、日本土壌インベントリーのウェブサイトに公開した。作物にとって重要な肥料成分である窒素について、有機質資材施用による減肥可能量や被覆尿素肥料の経時的な溶出量を施肥前に予測することができ、適切な施肥設計に活用できる。
除染後畑地のスギナ防除対策 1206農村環境

除染後畑地のスギナ防除対策

放射性物質で汚染された農地の除染作業が進み,多くの農地で営農再開に向けた保全管理が⾏われている。除染後農地で円滑に耕作を再開するためには,除染前に侵⼊・繁茂してしまった⼤型の雑草を適切に駆除する必要がある。農研機構では,除染後農地の雑草対策に利⽤可能な管理技術の開発を進めてきた。
気象リスクに対応した安定的な飼料作物生産技術の開発技術紹介パンフレット 1206農村環境

気象リスクに対応した安定的な飼料作物生産技術の開発技術紹介パンフレット

気象リスクに対し収量や品質が大きく左右されない安定的な飼料作物の生産技術を開発した。栽培体系や適用地域毎に8つのパンフレットにとりまとめ紹介。
スマホで簡単、麦の栽培診断を楽々ナビゲーション 1206農村環境

スマホで簡単、麦の栽培診断を楽々ナビゲーション

スマートフォンに対応したWEBシステム「診断に基づく小麦・大麦の栽培改善技術導入支援マニュアル」に簡易診断機能などを追加して、リニューアル公開。麦の栽培上のリスクについての簡易診断と、リスクが高いとされた項目はフローチャート式の詳細な診断と対策の閲覧ができる。
果樹・果菜類の受粉を助ける花粉媒介昆虫調査マニュアル 1206農村環境

果樹・果菜類の受粉を助ける花粉媒介昆虫調査マニュアル

農作物の受粉を助ける「花粉媒介昆虫」を調査するために必要な基礎知識と調査方法を解説したマニュアル。
セイヨウミツバチを夏のストレスから守る 1206農村環境

セイヨウミツバチを夏のストレスから守る

養蜂場近くに花畑を用意することで、セイヨウミツバチが餌の少なくなる夏季に作物や農地周辺の雑草に訪花して起こる殺虫剤使用に伴う被害を低減できることを明らかにした。
水田は、周辺地域の気温の上昇を緩和しているが、 その効果は大気CO2の増加により低下する 1206農村環境

水田は、周辺地域の気温の上昇を緩和しているが、 その効果は大気CO2の増加により低下する

水田には、水田および周辺地域の日中の気温上昇を緩和する効果があるが、新たに開発した数値モデルで、水稲の気孔応答などを反映させることによりこの水田の持つ気象緩和効果の大きさを見積もることに成功した。
コメのヒ素低減のための栽培管理技術導入マニュアル 1206農村環境

コメのヒ素低減のための栽培管理技術導入マニュアル

コメのヒ素低減のための栽培管理技術導入マニュアル ~コメの収量・品質への影響を抑えつつ、ヒ素を低減するために~ (暫定第2版)
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