1702地球物理及び地球化学

1702地球物理及び地球化学

地球温暖化に伴う超高層大気の収縮をX線天文衛星で解明~逆転の発想!捨てられた天体観測データを大気観測に転用~

2023-02-22 埼玉大学 ポイント ① 中間圏・下部熱圏領域(高度70-115 km)の超高層大気密度が、1994-2022の28年間で約15%低下したことを明らかにした。これは温室効果ガスの増加を考慮した最先端大気シミュレーションの...
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南極内陸の積雪は過去5000年間で長期的に減少し、産業革命期から顕著に増加 〜南極ドームふじ地域の氷床コアから解明〜

2023-02-22 国立極地研究所,富山大学,山形大学,海洋研究開発機構,東京大学大気海洋研究所 国立極地研究所の大藪幾美特任研究員を中心とする研究グループは、南極内陸のドームふじ基地とその周辺で掘削された多数の氷床コア(図1)を解析する...
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地球温暖化以前は、地球は冷えていたのか、それとも熱くなっていたのか?(Before global warming, was Earth cooling down or heating up?)

2023-02-20 アリゾナ大学 ◆過去数千年の間に地球が徐々に暖かくなったのか、それとも冷たくなったのかをめぐっては、気候モデルと自然気候の記録との間に食い違いがある。最も包括的な証拠評価では、工業化によって現在の温暖化傾向が始まるまで...
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地球外核のシリコンに富む雪が上昇中(Rising silicon-rich snow in the Earth’s outer core)

2023-02-15 アリゾナ州立大学 ◆地球の地下深くにある外核は、厚さ2,000kmの液体鉄合金層でできている。外核は地表から3,000 kmの深さにあるにもかかわらず、地球の磁場が発生する領域であり、私たちの表面の居住性に影響を与える...
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木星の4つの大きな衛星に新しいオーロラが発見される(New Aurorae Detected On Jupiter’s Four Largest Moons)

ハワイ・マウナケアにあるW.M.ケック天文台の研究者たちは、木星の4つの主要な衛星すべてに可視波長のオーロラが出現していることを発見しました。イオ、エウロパ、ガニメデ、カリストです。 Astronomers using W. M. Keck...
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地震研究者が次の巨大地震を発見するための新たなツールを手に入れた(Earthquake Scientists Have a New Tool in the Race to Find the Next Big One)

2023-02-16 テキサス大学オースチン校(UT Austin) ◆テキサス大学オースティン校の研究者たちは、学術誌『サイエンス』に発表した研究において、ある摩擦現象が、断層がいつ、どのように激しく動くのかを理解するカギになる可能性を発...
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スウェイツ氷河の後退を促進する新たなプロセスを発見(Scientists Discover New Processes Driving Retreat of Thwaites Glacier)

水中ロボット「アイスフィン」で南極氷河の融解を間近に見ることができる成果 Results provide close-up view of melting beneath Antarctic Glacier using underwater...
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グリーンランド氷床の動きをより詳細にとらえることが可能に(Researchers build more detailed picture of the movement of Greenland Ice Sheet)

2023-02-10 ケンブリッジ大学 ◆ケンブリッジ大学を中心とする国際研究チームは、グリーンランド氷床で以前に行われた光ファイバーによる観測に基づくコンピューターモデリング技術を用いて、世界で2番目に大きな氷床の挙動についてより詳細な画...
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海岸浸食:気候変動が海岸線に与える影響を人工衛星が解明(Beach erosion: satellites reveal how climate cycles impact coastlines)

新しい研究によると、太平洋の海岸線はエルニーニョとラニーニャの周期に対して異なる反応を示す可能性があることがわかりました。 New research shows coastlines across the Pacific Ocean may...
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北極海の海氷の季節的な回復を妨げる、大気中の河川の頻度増加(More frequent atmospheric rivers hinder seasonal recovery of Arctic sea ice)

2023-02-06 ペンシルベニア州立大学(PennState) ◆北極圏では、気温が氷点下となり、海氷が夏の融解から回復するはずの冬期にも、海氷が急速に減少しています。ペンシルバニア州立大学の科学者が率いる研究チームによると、大気河川と...
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地球構造プレートの下に隠された溶融岩石層が発見される(Scientists Detect Molten Rock Layer Hidden Under Earth’s Tectonic Plates)

2023-02-06 テキサス大学オースチン校(UT Austin) ◆テキサス大学オースティン校が主導した新しい研究により、地殻の下に部分的に溶けた岩石の新しい層を発見し、この層が地球規模で広がっていること、そしてプレートテクトニクスに関...
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火山の地下で観測されたマグマの意外なルート(Magma observed taking an unexpected route beneath volcanoes)

インペリアル大学の研究者らは、マグマが火山の地下を意外な経路で移動しているのを観測し、噴火の背後にあるプロセスを明らかにしました。 Imperial researchers have observed magma taking an une...
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