1700応用理学一般

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カゴメ格子を持つ超伝導体の電子を直接観測~特異な超伝導状態「カイラル超伝導」実現の可能性~

2023-04-27 東京大学 発表のポイント 非従来型超伝導体の1つとして注目を集めているカゴメ格子を持つ超伝導体中の電子状態を世界で初めて直接観測することに成功しました。 超伝導体中の電子は、電子の軌道や運動方向に依らない等方的な超伝導...
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層状化合物にミクロな磁気揺らぎが存在 〜ミュオンで3つの温度領域を発見~

2023-04-27 高エネルギー加速器研究機構,日本原子力研究開発機構,J-PARCセンター,筑波大学 本研究成果のストーリー Question 常磁性状態(※1)の物質では、普通ミクロな磁石としての性質(スピン)は、原子ごとに無秩序な方...
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特定の周波数の光に対して原子を透明にする効果が新たに確認される(Newly Observed Effect Makes Atoms Transparent to Certain Frequencies of Light)

2023-04-26 カリフォルニア工科大学(Caltech) 特定の周波数で原子の集団が突然光を反射しなくなる、「集団誘起透明性(CIT)」と呼ばれる現象が発見された。 このCIT現象は、光学キャビティと呼ばれる微小な光の箱の中にイッテル...
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NUSの量子科学者が最先端の無欠陥原子配列に成功(NUS quantum scientists achieve state-of-the-art defect-free atom array)

2023-04-26 シンガポール国立大学(NUS) シンガポール国立大学の量子技術センター(CQT)の研究者たちは、光トゥイーザーを使用してルビジウム原子を人間の毛髪ほどの幅の配列に綺麗に配置する革新的な方法を開発しました。 自動化された...
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マグノンの運ぶスピンと熱の流れに現れる流体力学的な兆候を予言~マグノン流体実現およびスピンカロリトロニクス応用へ期待~

2023-04-25 京都大学 佐野涼太郎 理学研究科博士課程学生(日本学術振興会特別研究員)および松尾衛 中国科学院大学准教授らの研究グループは、磁性体中のマグノンが流体力学的に振る舞う場合に、マグノンが運ぶスピンと熱の流れの比が従来のも...
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量子液体の完全な状態を低温で観測することに成功(Scientists Have Full State of a Quantum Liquid Down Cold)

超低温の原子を用いた新しい研究により、量子系の特異な性質を解明 New Research, Using Ultracold Atoms, Reveals Particular Properties of Quantum Systems 20...
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風上に向かって叫ぶのは意外と難しくない(It’s not as difficult as you think to shout upwind)

2023-04-21 フィンランド・アールト大学 アールト大学の音響学教授、Ville Pulkki氏は、何年もの間、風上に向かって叫ぶのがなぜ難しいかについて科学的な説明がないか悩んでいました。しかし、彼の研究チームが新しい研究を発表し、...
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縺(もつ)れ結晶で現れる多重超伝導状態の性質を解明

2023-04-20 京都大学 尾方司貴 理学研究科修士課程学生(研究当時)、金城克樹 同博士課程学生(研究当時)、北川俊作 同助教、石田憲二 同教授の研究グループは、ドイツのマックス・プランク研究所(MPI)ドレスデンのグループと共同で、...
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有機物質で初めてのトポロジカル絶縁体を発見~外場制御の容易な新しい有機エレクトロニクス材料の開拓へ~

2023-04-20 東京大学,大阪大学 発表のポイント これまで実現困難と考えられてきた有機物質を使ったトポロジカル絶縁体を発見しました。 本物質は、巨大な負の磁気抵抗や電場による電子状態のスイッチングなど、通常のトポロジカル絶縁体にはな...
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結晶にはないガラス特有の粒子の微小な動きの起源を解明

2023-04-21 東京大学先端科学技術研究センター 発表のポイント ガラス状の固体は、結晶とは異なり、構造緩和が凍結した状態においてもゆっくりと安定な状態に遷移する緩和過程を示すというユニークな性質を持つ。これまでは、微視的な実空間情報...
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超伝導の最適化:精密転移温度評価理論に基づく、新高温超伝導物質の予言

2023-04-21 兵庫県立大学,理化学研究所 兵庫県立大学大学院 理学研究科の北谷 基治 助教(理化学研究所 創発物性科学研究センター 客員研究員)、東京大学 先端科学技術研究センターの有田 亮太郎 教授(理化学研究所 創発物性科学研究...
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反強磁性体におけるトポロジカルホール効果の実証に成功 ~磁気情報の新しい読み出し手法としての活用に期待~

2023-04-21 東京大学,理化学研究所,東北大学,富山県立大学,大阪大学,総合科学研究機構,J-PARCセンター,科学技術振興機構 発表のポイント スピンの立体的な配列に起因して、電子の進行方向が曲がる現象「トポロジカルホール効果」を...
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