1202農芸化学

0502有機化学製品

ダイズ根圏に殺⾍活性物質オカラミンを発⾒

微量なサンプルを⽤いて網羅的に代謝物を解析できるメタボローム解析を⾏った結果、マメ科植物のヘアリーベッチ栽培後の⼟壌に、ペニシリウム属のカビをオカラ上で培養したときに得られるオカラミンという殺⾍活性物質の⼀群を⾒出した。
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オイルパーム古木中の炭水化物量を決定する要因を同定~廃棄されるオイルパーム古木の効率的利用貢献

光合成で生産される物質の貯蔵先である幹中の非構造性炭水化物と気温や雨量との関係性を解析し、降水量が多い時期に非構造性炭水化物量が増加することを明らかにした。
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イネの光合成機能を増強し、最大3割の増収

遺伝子組換え技術によって光合成の炭酸固定酵素ルビスコが約 1.3 倍量に増強されたイネ(ルビスコ増強イネ)を作出し、東北大学内にある隔離水田ほ場において収量評価試験を行った、同じ窒素施肥量において、玄米収量が最大で 28%増加した。
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0502有機化学製品

加工性に優れた鮮やかな赤色の木材をつくる桑の秘密を解明

2020-02-19   産業技術総合研究所 国立大学法人東京農工大学大学院農学研究院生物システム科学部門の梶田真也教授をはじめとする国内外の機関からなる研究グループは、大正時代に奥尻島で発見された桑の野生種である赤材桑が、鮮やかな赤い色の...
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食べ物の色が作られる歴史的プロセスの解明~人工と自然の境界で作られる五感の歴史~

1870年代から1970年代の米国に焦点を当て、人々が「自然」だと思う食品の色(例えば赤いトマトや黄色いバナナ)がいかに歴史的に構築されてきたのか明らかにした。
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イチジク近縁種イヌビワのゲノム配列を解読しました〜病害に強いイチジクへの品種改良に期待〜

イチジク(Ficus carica)の近縁野生種であるイヌビワ(F. erecta)のゲノムを解読した。
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ネギネクロバネキノコバエ防除のための手引き-2020年改訂版

埼玉県北部の秋冬ネギ、春ニンジンで被害を発生させているクロバネキノコバエ科の一種(Bradysia sp.)の防除技術を開発するため、「クロバネキノコバエ科の一種の生態の解明及び防除手法の開発」において得られた研究成果をとりまとめた。
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キクの効率的なDNAマーカー開発技術 ~品種開発を加速 ~

同質六倍体であるためにDNAマーカー開発が困難だった栽培ギクにおいて、効率的にDNAマーカーを開発する手法を確立した。キクの効率的な品種開発が可能になる。
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米の品質制御(イネ種子の発達・登熟)における細胞内自食作用(オートファジー)の役割を発見

イネ種子の発達・登熟に、細胞内分解システムであるオートファジーの存在が不可欠であることを発見した。
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画像の特徴を可視化できる新しいAIを開発~農作物の病害虫診断等で活用~

判断の根拠となる画像の特徴を可視化できるAIを開発した。ジャガイモの葉の病気診断に適用し、病気の特徴に基づいて、病気か健全かを95%以上の高精度で診断できた。農業分野を始め、根拠を説明できるAIが必要な、広い分野での活用が期待。
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ダイズの分泌物「ダイゼイン」が根圏微生物叢を形成することを解明

ダイズ根から分泌されるダイゼインが根から数ミリの限られた土壌領域に留まることを明らかにした。
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植物生理活性物質ストリゴラクトンの謎に迫る ~オロバンコール合成酵素の発見~

植物に有用な菌根共生を促進するSLのカルラクトン酸を、根寄生雑草の発芽を誘導するSLのオロバンコールに変換するオロバンコール合成酵素を発見した。
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