2026-10-15 東日本旅客鉄道株式会社
JR東日本新潟事業本部は、山間部の鉄道沿線にある斜面の維持管理を効率化するため、VTOL(垂直離着陸)型ドローンによる網羅的な空撮調査の実証実験を実施した。磐越西線の上野尻駅~徳沢駅間で、エアロセンス製「AS-VT02」を使用し、線路沿いの飛行に加えて、斜面全体を複数回折り返しながら撮影するサーベイ飛行を行った。VTOL型は、飛行速度約70km/hで、約32kmの飛行を約20分で完了し、速度約3km/hのマルチコプター型に比べて調査時間を大幅に短縮した。さらに、有効画素数約6,100万画素の高解像度カメラを搭載し、高高度飛行時にも地上解像度2.6cmを確保できることを確認した。今後は、撮影画像を用いたAIによる樹木検出・樹種推定などの精度検証を進め、鉄道沿線の斜面や樹木の調査、設備メンテナンスの効率化とDX推進を目指す。

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