細菌を死滅させる給湯器技術の特許を取得(NIST Receives New Patent for Microbe-Killing Water Heater)

2026-07-14 米国国立標準技術研究所(NIST)

米国国立標準技術研究所(NIST)は、レジオネラ菌など給湯設備内で増殖する病原微生物を効果的に死滅させながら、省エネルギー性と火傷防止を両立する新しい給湯システムの特許を取得した。従来は、レジオネラ菌を抑制するには貯湯温度を高く保つ必要がある一方、高温の給湯は火傷の危険やエネルギー損失を招くという課題があった。新システムでは、貯湯タンク内の水を約71℃以上の高温で保持して細菌を死滅させた後、**液体-液体熱交換器**を用いて熱エネルギーを回収しながら給湯温度を安全なレベルまで下げる。回収した熱は給水の予熱に利用されるため、省エネルギー化も実現できる。これにより、建物内の配管へ供給される温水の安全性、水質、エネルギー効率を同時に向上させることが可能となる。病院、高齢者施設、ホテルなどレジオネラ対策が重要な施設への応用が期待されている。

細菌を死滅させる給湯器技術の特許を取得(NIST Receives New Patent for Microbe-Killing Water Heater)
A side-by-side comparison of a typical water heater system and the new system invented at NIST. A heat exchanger allows the water tank to be safely heated to a higher temperature, killing certain bacteria such as Legionella. Credit: Brandon Hayes/NIST

<関連情報>

1105建築環境
ad
ad
Follow
ad
タイトルとURLをコピーしました