2021-11-05

1600情報工学一般

機器の時系列データから解釈性に優れた物理モデルを自動生成し、 機器の「異常検知」と「異常発生要因の判定」が可能なAI技術を開発

社会インフラ設備における、機器の異常検知と異常発生要因を判定する物理モデルを自動生成するAI技術を開発しました
1503ロジスティクス

量子鍵配送と耐量子計算機暗号を組み合わせた 大容量・低遅延光トランスポートネットワークの検証に成功

量子力学の原理に基づき情報理論的に安全性を担保する量子鍵配送(QKD)と、計算量的複雑さにより安全性を担保する耐量子計算機暗号(PQC)を組み合わせた、大容量・低遅延光トランスポートネットワークの実装と動作検証に成功しました。
1700応用理学一般

洪水時に河川から大量流出する土砂が沿岸域の流れ・栄養塩環境を変える

若狭湾丹後海に注ぐ由良川の2013年9月洪水時、川から大量に流出した物質が沿岸海域に広がる過程を、物理―懸濁物―低次生態系モデルシミュレーションにより再現しました。河川から大量に供給される懸濁物(泥など)が、周囲の水を重くすることで、沿岸域の流れ、塩分や栄養塩場に大きな影響を与える可能性のあることが示されました。
1902環境測定

森林火災が北極大気を加熱する黒色炭素粒子の重要な発生源であることを実証

春季の北極大気中の黒色炭素エアロゾル(BC)濃度の年々変動が、中緯度の森林火災の発生規模の年々変動により強く支配されていることを新たに解明しました。
0105熱工学

熱の流れに量子効果が与える影響の解明 ~エネルギーロスのない熱流の発見と、量子熱機関への応用~

量子的な状態の重ね合わせが熱の流れにどのように影響するかの系統的な規則を理論的に明らかにしました。この規則によれば、適切な種類の量子重ね合わせを大量に用意することで、マクロな大きさの、エネルギー損失のない熱の流れを作ることができます。この効果を用いることで、少なくとも理想化されたモデルの上では、発電機・エンジン・冷却器などを始めとした熱機関の性能が大幅に向上することが分かりました。
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