2021-05-28

ソフトなヨウ素の導入で水分解用光触媒の性能が劇的に向上 0501セラミックス及び無機化学製品

ソフトなヨウ素の導入で水分解用光触媒の性能が劇的に向上

ハロゲン層、ペロブスカイト層、フルオライト層の3種の層からなる酸ヨウ化物が、太陽光を用いる水分解(水素製造)用の有望な光触媒となることを初めて見出した。
スーパーバグキラー:バクテリアや真菌類を破壊する新しいナノテク 0500化学一般

スーパーバグキラー:バクテリアや真菌類を破壊する新しいナノテク

多種の薬剤耐性菌や真菌細胞を破壊する、黒リン(balck phosphorus: BP)のナノ薄膜コーティングを開発。インプラントや包帯に使用されるチタンや綿の表面に塗布した BP のナノ薄膜層が病原菌の死滅に効果的であることを発見した。
水処理用の 3D プリンテッドグラフェンエアロゲルがついに完成 (Finally, 3D-printed graphene aerogels for water treatment) 0501セラミックス及び無機化学製品

水処理用の 3D プリンテッドグラフェンエアロゲルがついに完成 (Finally, 3D-printed graphene aerogels for water treatment)

水処理アプリケーションで繰り返し利用可能な耐久性を備える3D プリント作製したグラフェンエアロゲルの概念実証を報告。エアロゲルは、ゲル中の液体を気体に置き換えた軽量で多孔質の固体。超軽量で多孔質だが頑丈で弾力性のある発泡スチレンと同様の構造を有する。
次世代透明エレクトロニクスの鍵となるポジティブな新アプローチ 0501セラミックス及び無機化学製品

次世代透明エレクトロニクスの鍵となるポジティブな新アプローチ

p 型酸化物半導体として 2D 材料の二酸化テルル(β-TeO2)の有望性を報告。ガラス、フレキシブルなディスプレイやスマートコンタクトレンズ等の革新的な透明エレクトロニクス開発の可能性を示唆し、SF のガジェットのような未来的なデバイスの実現を期待させるもの。
1 ナノメートルを下回る薄さで鋼鉄よりも強力な多用途な材料 0501セラミックス及び無機化学製品

1 ナノメートルを下回る薄さで鋼鉄よりも強力な多用途な材料

ホウ素原子と水素原子から構成される原子薄シートの 2D 材料であるボロファン(borophane)に関するブレイクスルーを報告。
新規土壌還元消毒を主体としたトマト地下部病害虫防除体系標準作業手順書 Version 1.1 (2021年4月改訂) 1202農芸化学

新規土壌還元消毒を主体としたトマト地下部病害虫防除体系標準作業手順書 Version 1.1 (2021年4月改訂)

本標準作業手順書で紹介する新規資材(糖含有珪藻土、糖蜜吸着資材)による環境にやさしい土壌還元消毒は、 圃場の深層部に生残している青枯病菌や線虫等を防除するための技術。「新規土壌還元消毒」と青枯病に対する耕種的な防除技術である「高接ぎ木栽培」を組み合わせることで持続的な効果が期待できる。
世界各国の2050年の温室効果ガス削減目標を国横断的に分析するためのシナリオフレームワークの提案 1901環境保全計画

世界各国の2050年の温室効果ガス削減目標を国横断的に分析するためのシナリオフレームワークの提案

今後は世界各国で本研究の提案を実装していくことで、1)世界全体の長期的目標の評価、2)国間での気候政策目標の比較評価をしていくことが課題であると考えている。
超高温プラズマ加熱用高出力マイクロ波源の製作完遂 ~イーター初プラズマに道筋~ 2001原子炉システムの設計及び建設

超高温プラズマ加熱用高出力マイクロ波源の製作完遂 ~イーター初プラズマに道筋~

核融合実験炉イーターのプラズマ加熱に用いる高出力マイクロ波源「ジャイロトロン」の日本分担分全8機の製作を完遂。初プラズマで使用される4機が性能確認検査に合格し、イーターの運転開始とその後の 核融合実験に向けて大きく前進。
MI法による世界初の1400℃級セラミックス基複合材料の研究開発に着手 0501セラミックス及び無機化学製品

MI法による世界初の1400℃級セラミックス基複合材料の研究開発に着手

航空機の燃費改善や日本の航空機産業の国際競争力強化のために、セラミックス基複合材料(CMC)の実用化に向けた研究開発事業を進めている。軽量で1400℃級の耐熱性を備えるCMCを、世界で初めて溶融シリコン含浸法(MI法)で生産する手法の確立に取り組む。
フォトニックバンドダイアグラム顕微鏡を実用化 0110情報・精密機器

フォトニックバンドダイアグラム顕微鏡を実用化

フォトニックバンドダイアグラム顕微鏡の開発・実用化に成功。局所領域におけるフォトニック構造のバンドダイアグラムの高速計測が可能。各種フォトニック構造を利用した光デバイスの研究開発が容易に。
国立天文台が撮影した2021年5月26日の皆既月食 1701物理及び化学

国立天文台が撮影した2021年5月26日の皆既月食

次に日本で見られる皆既月食は、来年2022年の11月8日。全国で皆既月食を見ることができる。この皆既月食の詳細は、2021年1月以降に「ほしぞら情報」で紹介する予定。国立天文台のウェブサイトでは、2030年までの月食の一覧を掲載。
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