総合技術監理部門の技術体系(キーワード)について

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2020-11-26 文部科学省

技術士制度における総合技術監理部門の概念及び技術体系を示すため、キーワード集を取りまとめましたので公表いたします。※2020年度版のキーワード集の一部を改訂し、2021年度版のキーワード集を掲載いたしました。

【本キーワード集の留意点】

  • それぞれの管理分野のキーワードは各管理分野の基本となるキーワードを整理したものであり、すべての関連キーワードを網羅しているわけではない。(総合技術監理部門の概念及び技術体系を示すものであり、試験範囲を示すものではない。)
  • 各キーワードの示す概念や内容については、利用者自ら参考書・専門書・資料などを通じて調べ把握することを前提としている。
  • 法律等の名称は、いわゆる通称を用いた。
  • 本キーワード集の内容は、令和2年11月時点での情報である。(今後、技術や社会の進展に対応するため、適宜改訂の予定。)

『総合技術監理部門 キーワード集(2021)』

まえがき
技術士制度における総合技術監理部門は2001年度(平成13年度)に新設された。
この部門は,他の技術部門と異なり,その学際的な性質上,直接的に対応する学協会等
がない。そこで文部科学省は委託調査研究を行い,その成果を『技術士制度における総
合技術監理部門の技術体系』として2001年に (社)日本技術士会より出版,また同書
の改訂版である第二版(通称『青本』)を2004年に出版した。しかし年月が経ち,技術
の進展に対応していない内容が目立つようになったため,2017年2月に絶版とされた。
そこで青本に替わるものとして,本キーワード集を編集することとした。これは総合
技術監理の概念及びその範囲を,主要キーワードを例示することによって示そうという
ものである。本キーワード集は,今後,技術や社会の進展に対応するため,適宜,改訂
が行われることを意図している。
このキーワード集の利用にあたっては,次のことに留意されたい。
1.それぞれの管理分野のキーワードは各管理分野の基本となるキーワードを整理した
ものであり,すべての関連キーワードを網羅しているわけではない。
2.各キーワードの示す概念や内容については,利用者自ら参考書・専門書・資料など
を通じて調べ把握することを前提としている。
3.法律等の名称は,いわゆる通称を用いた。

目次
まえがき 1
1.総合技術監理 1
2.経済性管理 5
2.1 事業企画 5
2.2 品質の管理 6
2.3 工程管理 7
2.4 現場の管理と改善 8
2.5 原価管理 9
2.6 財務会計 10
2.7 設備管理 10
2.8 計画・管理の数理的手法 11
3.人的資源管理 12
3.1 人の行動と組織 12
3.2 労働関係法と労務管理 13
3.3 人材活用計画 15
3.4 人材開発 16
4.情報管理 18
4.1 情報分析 18
4.2 コミュニケーションと合意形成 19
4.3 知的財産権と情報の保護と活用 20
4.4 情報通信技術動向 21
4.5 情報セキュリティ 23
5.安全管理 24
5.1 安全の概念 24
5.2 リスクマネジメント 26
5.3 労働安全衛生管理 27
5.4 事故・災害の未然防止対応活動・技術 28
5.5 危機管理 29
5.6 システム安全工学手法 30
6.社会環境管理 31
6.1 地球的規模の環境問題 31
6.2 地域環境問題 33
6.3 環境保全の基本原則 35
6.4 組織の社会的責任と環境管理活動 36

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