林野庁
「森林サービス産業」とは?
「森林サービス産業」とは、山村の活性化に向けた「関係人口」の創出・拡大のため、森林空間を健康、観光、教育等の多様な分野で活用する新たなサービス産業です。
人口減少・高齢化社会の到来を迎え、「地方創生」は政府を挙げて取り組む喫緊の課題である中で、「林業の成長産業化」とともに、豊かな価値を有する森林空間を利用し山村地域の新たな雇用と収入機会を生み出すことが期待される「森林サービス産業」が車の両輪となり、山村振興・地方創生に向けて取り組まれることが期待されています。
平成30年度には、公益社団法人国土緑化推進機構により設置された「森林サービス産業」検討委員会により、「森林サービス産業」の創出・推進に向けた課題が整理され、また、森林空間の新たな利活用を通じた新産業創出を目指した「“森林サービス産業~新たな森と人のかかわり『Forest Style』の創造~”キックオフ・フォーラム」や、森林空間の観光分野での利活用促進を目指した「“森林資源を活用した観光”推進に向けたマッチング・セミナー2019」が開催されるなど、「森林サービス産業」創出の期待が高まっています。
関連記事)
あらたな森林空間を巡る動き~「森林サービス産業」の創出に向けて(林野庁広報誌「林野」2019年4月号)
(関連リンク)
「森林サービス産業」キックオフ・フォーラム&マッチング・セミナー(2019年2月4日・5日実施)(公益社団法人国土緑化推進機構ホームページ)
「森林サービス産業検討委員会」報告書(2019年3月)(公益社団法人国土緑化推進機構ホームページ)
令和元年度「森林サービス産業」検討委員会(令和元年8月26日設置)
林野庁は、メンタルヘルス対策や健康づくりの場などとして森林空間を活用した「森林サービス産業」や、地域の林地残材や枝葉等の森林由来の植物精油を有効活用した「香ビジネス」の創出・推進に向けた課題解決方策、今後の展開方向等について検討するために、「森林サービス産業」検討委員会を設置しました。
第1回検討会(令和元年8月26日)
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担当者:山村振興企画班