令和2年12月から令和3年7月にかけての石川県能登地方での地殻変動

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2021-08-10 国土地理院

概要

 令和2年12月頃から令和3年7月にかけて、石川県能登地方の地震活動(最大地震 6月26日 M4.1)の時期に地殻変動が観測されました。(8月10日)
令和2年(2020年)12月から令和3年7月にかけて石川県能登地方の地震活動(最大の地震は6月26日1時24分、M4.1)について、震源域周辺の電子基準点で観測された7月29日8時59分までのデータを解析した結果、令和2年12月頃から、震源域に近い電子基準点「能都(960574)」で南南西方向に1cm程度の変動が、「珠洲(950253)」で2cm程度の隆起が見られるなど、能登半島で地殻変動が検出されました。
今後も注意深く電子基準点による地殻変動の監視を続けていきます。
なお、解析結果は精査によって変更になることがあります。

添付資料

令和2年12月から令和3年7月にかけての石川県能登地方での地殻変動

問い合わせ先

国土交通省国土地理院 測地観測センター
地殻監視課長    仲井 博之
地殻監視課長補佐  三浦 優司

1702地球物理及び地球化学
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