2026-09-04 NASA
NASAの静粛超音速実験機X-59は、2026年8月21日に25回目の試験飛行を実施し、飛行時間72分、マッハ1.2、約49,000フィートに到達した。これまでの飛行試験では、操縦性、安定余裕、飛行荷重など実機の特性が、コンピュータシミュレーションや風洞試験による予測と高い精度で一致し、予期せぬ不安定性や過大な振動も確認されていない。X-59はすでに目標巡航速度マッハ1.4、55,000フィートまで到達しており、今後は飛行領域全体での性能確認から、超音速飛行時に発生する「静かなソニック・サンプ」の音響検証へ重点が移る。地上・航空機上の計測装置を用いて騒音特性を評価し、将来の陸上超音速旅客飛行に必要な騒音基準策定につながるデータを取得する計画だ。

NASA’s X-59 quiet supersonic research aircraft flies above the Mojave Desert in California on Tuesday, Aug. 18, 2026. Each flight provides the team with data to evaluate the aircraft’s performance, validate models and predictions, and strengthen confidence in how the aircraft performs. NASA/Jim Ross
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