岡山航空 セスナT206Hの重大インシデント[着陸時において航空機の脚以外の部分が地表面に接触した事態](那覇空港滑走路18L、令和5年1月11日発生)

2026-08-27 運輸安全委員会

那覇空港の滑走路18Lで着陸滑走中の航空機が、横風を受けて機体姿勢を不安定にし、復行後に再着陸した。飛行後の点検でプロペラ・ブレード先端の損傷が確認された。調査では、着陸滑走中に風上側へのエルロン操作が不足したことで機体が右前のめりとなり、プロペラ・ブレードが滑走路に接触したものと推定された。エルロン操作が不足した背景として、接地時には横風成分が弱く、風下への偏流を抑える操作がほとんど必要なかったため、その後に横風が強まった際の風上側への操作が不十分になった可能性が指摘されている。搭乗者4名に負傷者はなかった。

岡山航空 セスナT206Hの重大インシデント[着陸時において航空機の脚以外の部分が地表面に接触した事態](那覇空港滑走路18L、令和5年1月11日発生)

<関連情報>

概要
同機は、令和5年1月11日(水)、那覇空港滑走路18L上を着陸滑走中に機体姿勢が不安定となったことから復行を実施した後、同滑走路に着陸した。飛行後点検でプロペラ・ブレード先端に損傷が発見された。
同機には機長ほか3名の計4名が搭乗していたが、負傷者はいなかった。

原因
本重大インシデントは、同機が横風を受けながらの着陸滑走中に、エルロンの操作量が不足していたため、機体が右前のめりとなり、プロペラ・ブレードが滑走路に接触したものと推定される。
エルロンの操作量が不足していたことについては、接地の際に横風成分が弱く、風下側に流されないようにするためのエルロン操作がほとんど必要なかったことで、接地後の着陸滑走中に横風を受けた際に、風上側へのエルロン操作が不十分となった可能性が考えられる。

0300航空・宇宙一般
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