0502有機化学製品

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核還元のスーパー触媒 水素社会にも貢献

2022-04-15 東京大学 小林 修(化学専攻 教授) 宮村 浩之(化学専攻 助教) 発表のポイント 芳香環類の水素化反応は、水素の貯蔵・輸送及び、ファインケミカルズ(医薬品・化成品・農薬などの精密化学品)の製造にも適用可能な重要な反応...
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海洋生物の接着メカニズムにヒントを得て超強力な水中接着剤を開発

2022-04-13 東京大学,日本医療研究開発機構,科学技術振興機構 ポイント 海洋生物からヒントを得たバイオミメティクスにより、接着強度10メガパスカルを超える水中接着剤の開発に成功しました。 スチレンユニットにフェノール性水酸基を4個...
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窒素分子と二酸化炭素から有機物を合成~チタンヒドリドで不活性結合の切断・形成を温和な条件で実現~

22022-04-08 理化学研究所 理化学研究所(理研)開拓研究本部侯有機金属化学研究室の侯召民主任研究員(環境資源科学研究センター副センター長)、卓庆德特別研究員、莫贞波訪問研究員(研究当時)、周小茜訪問研究員、島隆則専任研究員(環境資...
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廃棄物で価値ある物質を作る (Creating value from waste)

2022-01-19 アメリカ合衆国・デラウェア大学 (UD) ・ UD とカナダ天然資源省(NRCan)傘下の CanmetENERGY が、製紙産業の廃棄物であるリグニンのコスト効果的なアップサイクル技術(特許出願中)を開発。 ・ 製紙...
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酸素に弱いニトロゲナーゼを有酸素条件でも機能させるための重要因子を発見

好気性窒素固定細菌Azotobacter vinelandiiに着目し、窒素源や酸素に対する転写応答を網羅的に解析することで、本菌が好気条件下でもニトロゲナーゼの活性を高く維持するための遺伝子を明らかにしました。また、得られた知見をニトロゲナーゼの異種発現に応用し、好気条件下でのニトロゲナーゼ活性を世界で初めて大幅に向上させることに成功しました。
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ペロブスカイト太陽電池の耐久性向上に貢献する新規有機ホール輸送材料の開発に成功

ペロブスカイト太陽電池に使われる有機ホール輸送材料について、ドーパントと呼ばれる添加剤を使用せず、高い光電変換効率が得られる新規材料を開発した。
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3dプリント合金の品質を迅速に確認する方法(Quick way to check quality of 3d-printed alloys)

2022-02-24 南洋(ナンヤン)理工大学(NTU) NTUシンガポールの科学者たちは、3Dプリントされた金属部品の構造を分析し、材料の品質に関する洞察を提供できる、高速かつ低コストの画像処理方法を開発しました。 Scientists ...
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インドールなどの化学的に安定なヘテロ芳香環に 二酸化炭素を2分子導入する新手法を開発

CO2は、有機合成化学の観点からすると安価で低毒性、かつ尽きることのない魅力的な炭素資源です。また、CO2の効率的かつ大規模なリサイクルが求められています。CO2から低コストかつ効率的に、持続可能社会を支えるための付加価値の高い有機化合物を創出し続ける研究は、天然資源の少ない日本にとって非常に重要です。研究グループは電気化学による電解還元法を用いることで、インドールなどの化学的に安定なヘテロ芳香環を脱芳香族化しながら、CO2を2分子導入する新しい形式のダブルカルボキシル化反応の開発に成功しました。
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バイオテクノロジーが持続可能な卵白タンパク質生産手段を提供(Biotechnology could provide an environmentally more sustainable alternative to egg white protein production)

糸状菌のトリコデルマ・リーゼイ(Trichoderma reesei)を利用したオボアルブミン(卵白を構成する主要なタンパク質)の生産について、パイロット試験のデータに基づいたプロスペクティブ・ライフサイクルアセスメントの結果を報告。
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セラックで作るプリンテッド電子回路 (Shellac for printed circuits)

EMPA が、カイガラムシの分泌物であるセラックを利用した、金属フリーで無毒性、生分解性の 3Dプリンティングインクを開発。新インクは、バイオ材料のセラックの溶液にカーボンブラックとグラファイトの炭素粒子を分散させたもの。かつてはレコード盤の製造に、現在では木工製品のワニスやマニキュア液に使用されているセラックは、インク使用後に蒸発する安価なアルコールに溶解し、炭素粒子のバインダーとして機能する。
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ルーフ配位子で位置選択的合成に成功~遠隔位立体制御によるメタ位選択的ホウ素化反応~

新たに設計した「ルーフ配位子」を持つイリジウム触媒を用いて、芳香族炭化水素の選択的な官能基化反応の開発に成功しました。医農薬品や機能性分子の選択的かつ効率的な合成手法の開発に貢献すると期待できます。
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糖を好む微生物が走らせる未来の自動車 (How sugar-loving microbes could help power future cars)

遺伝子組み換え微生物とルイス酸触媒反応により、グルコースからオレフィンを生成する 2 ステッププロセスを開発。遺伝子組み換えした E.coli 菌株が生成する酵素(4 種類)がグルコースを 3-ヒドロキシ脂肪酸に変換した後、五酸化ニオブ(Nb2O5)触媒で同脂肪酸の不要な分子を除去してオレフィンを作製する。オレフィンは、燃料以外に工業用潤滑油やプラスチックの前駆体としての利用が可能。
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