高輝度光科学研究センター(JASRI)

0403電子応用

酸化物磁性薄膜における光磁化スイッチングの実現~希土類フリー酸化物で世界初の光スイッチングを観測!~

2023-01-18 京都大学 菅大介 化学研究所准教授、島川祐一 同教授、高橋龍之介 兵庫県立大学大学院生、和達大樹 同教授、大河内拓雄 高輝度光科学研究センター(JASRI)主幹研究員らは共同で、ニッケル・コバルト酸化物NiCo2O4の...
1702地球物理及び地球化学

深発地震発生の新しいメカニズムを高温高圧下での地震発生モデル実験により提案

2022-09-15 愛媛大学 ポイント 「深発地震」は多大な被害を引き起こすこともあるが、その発生メカニズムはよくわかっていなかった。 世界で初めて、深発地震が発生する深さ約470kmまでの圧力(約16万気圧)条件下で、マントル鉱物(カン...
0501セラミックス及び無機化学製品

磁場と圧力でマルチに冷却可能な酸化物新材料

電荷転移を示すペロブスカイト構造フェリ磁性酸化物BiCu3Cr4O12が磁場および圧力を加えた際に大きな熱量効果(マルチ熱量効果)を示し、高効率な熱制御を実現する新たな固体熱制御材料となることを実証した。
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2004放射線利用

高強度X線が引き起こす特殊な融解現象~X線と物質との相互作用を1000兆分の1秒単位で可視化~

X線自由電子レーザー施設「SACLA」を用いて、高強度X線を物質に照射した際に起こる融解過程をフェムト秒オーダーの高い時間分解能で可視化に成功した。SACLAから時間差を制御した二つのXFELビームを出射して、ダイヤモンドに高強度X線を照射した際に起こる固体から液体への融解過程を測定した。この過程が原子間ポテンシャルの変化によって生じる特殊な融解(非熱的な融解)であることを明らかにした。
1700応用理学一般

超伝導転移端検出器TESを用いた蛍光XAFS分析に成功~超微量分析や発光分光法への応用の端緒を拓く~

2021-01-13 立教大学 立教大学理学部 山田真也 准教授、一戸悠人 助教、財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI)の宇留賀朋哉任期制専任研究員、新田清文 研究員、関澤央輝 主幹研究員、東京大学大学院理学系研究科 高橋嘉夫 教授...
0705金属加工

セレーション挙動の解明~高強度・高延性を示す高Mn鋼の変形の本質に迫る~

2020-12-25 京都大学 黄錫永 工学研究科博士課程学生、バイ・イ 同助教、辻伸泰 同教授(兼・構造材料元素戦略研究拠点(ESISM)主任研究者)、朴明験 学際融合教育研究推進センター特定助教らは、兵庫県立大学、高輝度光科学研究センタ...
1700応用理学一般

軟X線渦ビームのらせん波面の観測に成功~磁性体中のトポロジカル欠陥構造に対する新たな観測手法~

2020-12-25 高エネルギー加速器研究機構,東北大学 大学院理学研究科,高輝度光科学研究センター,理化学研究所 概要 東北大学大学院理学研究科の石井祐太助教、分子科学研究所 山本航平研究員、高輝度光科学研究センター(JASRI)放射光...
1701物理及び化学

強制力の働く調和振動子が奏でる光の回折的振る舞い~力学と光学の新たなつながり~

2020-09-11 理化学研究所,高輝度光科学研究センター 理化学研究所(理研)放射光科学研究センター先端光源開発研究部門回折限界光源設計検討グループの平岩聡彦研究員、田中均グループディレクター、高輝度光科学研究センター光源基盤部門軌道解...
1701物理及び化学

原子が振動しながら共有結合が形成されていく様子を直接観測

光化学反応において、初期の構造変化を10兆分の1秒単位で追跡 2020-06-23 高エネルギー加速器研究機構,理化学研究所,高輝度光科学研究センター 概要 高エネルギー加速器研究機構(KEK)、韓国科学技術院(Korea Advanced...
1701物理及び化学

市販の熱カソードを用いたコンパクト高性能電子銃~東北の次世代放射光施設に導入予定~

2020-06-24 理化学研究所,高輝度光科学研究センター,量子科学技術研究開発機構 理化学研究所(理研)放射光科学研究センターXFEL研究開発部門の田中均部門長、高輝度光科学研究センター光源基盤部門の安積隆夫主幹研究員、量子科学技術研究...
1701物理及び化学

極紫外自由電子レーザーによる非線形内殻二重空孔状態の観測に成功

新たな局所化学分析法の実現への基盤技術 2020-05-21 名古屋大学,富山大学,理化学研究所,高輝度光科学研究センター 名古屋大学大学院理学研究科(研究科長:阿波賀邦夫)の伏谷 瑞穂准教授,菱川 明栄教授,富山大学教養教育院の彦坂 泰正...
2004放射線利用

火星コア物質の音速測定に成功〜火星コアの組成と火星の起源解明に向けて〜

大型放射光施設SPring-8および放射光実験施設フォトンファクトリー(PF)を利用して、火星コアの主要構成物と考えられている液体鉄−硫黄合金の音速を、火星コアの環境相当20万気圧2000度という極限条件下で精密に測定することに成功した。
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