科学技術振興機構

薄膜トランジスタを部分的なレーザー処理で高速化する技術を開発~4K8K大型テレビの製造コストを大幅に低減 0400電気電子一般

薄膜トランジスタを部分的なレーザー処理で高速化する技術を開発~4K8K大型テレビの製造コストを大幅に低減

a-Si膜のTFT素子のチャネル領域のみをレーザーアニール処理して、局所的に再結晶化することでTFT素子を高速化する技術を基に、レーザーアニール処理されたTFTの性能をリアルタイムに測定する装置の開発など、量産の課題を解決し実証した。
スピントロニクス集積回路技術を用いて、 高性能と超低消費電力を両立する 不揮発マイコンを世界で初めて実証 0400電気電子一般

スピントロニクス集積回路技術を用いて、 高性能と超低消費電力を両立する 不揮発マイコンを世界で初めて実証

スピン移行トルク型MTJ(磁気トンネル接合素子)とSi-CMOS技術を組み合わせた集積回路技術を用いて、高性能(動作周波数200MHz)と超低消費電力(平均電力50μW以下)を両立する不揮発マイコンを世界で初めて実証した。
温室効果ガスを有用な化学原料に転換 0500化学一般

温室効果ガスを有用な化学原料に転換

金属・セラミックス複合材料のナノ相分離構造のトポロジーを操ることにより、メタンと二酸化炭素から有用な合成ガスを製造するメタンドライリフォーミング(DRM)に対して優れた低温触媒活性と長寿命特性を発揮する触媒材料の創成に成功した
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干ばつに強く、水を節約して育つコムギの開発に成功 1202農芸化学

干ばつに強く、水を節約して育つコムギの開発に成功

耐乾性に関与するアブシジン酸(ABA)受容体に着目し、そのタンパク質をコムギの植物体内で多く作らせることで、水消費量を抑えながら穀物生産を実現する節水型耐乾性コムギを開発することに成功した。
ジルコニウム奇数同位体の特異的イオン化法を開発 2000原子力放射線一般

ジルコニウム奇数同位体の特異的イオン化法を開発

ジルコニウム(Zr)に対して「レーザー偶奇分離法」を適用し、従来提案されていた電子状態に比べて、奇数質量数の同位体のイオン化効率を約30倍増大させる電子状態を発見した。
超高速・超指向性・完全無散逸の3拍子がそろった理想スピン流の創発と制御 1701物理及び化学

超高速・超指向性・完全無散逸の3拍子がそろった理想スピン流の創発と制御

擬一次元の結晶構造を持つビスマスヨウ化物β-Bi4I4において、「弱い」トポロジカル絶縁体相を世界で初めて観測した。で結晶の冷却速度を制御する事により、通常絶縁体からトポロジカル絶縁相へと転移させ、スピン流のON/OFF制御を実証した。
安定的な再生可能エネルギーの電力供給を実現~新たな最適蓄発電運用計画法を開発~ 0401発送配変電

安定的な再生可能エネルギーの電力供給を実現~新たな最適蓄発電運用計画法を開発~

再生可能エネルギー(再エネ)発電量の変動幅の予測(区間予測)を利用して、当日運用において再エネや需要のリアルタイム変動に合わせて発電機や蓄電池を運用するだけで、安定的な電力供給を実現する新たな前日計画法を開発した。
振動発電素子のエレクトレット外付けに成功 0401発送配変電

振動発電素子のエレクトレット外付けに成功

MEMS可変容量素子とエレクトレット成膜基板を電気配線で接続するだけで発電可能な、新しい振動発電素子の開発に成功した。
金属酸化物クラスターが創るイオン結晶の細孔に閉じ込められたポリマーによる水素イオンの高速伝導 0500化学一般

金属酸化物クラスターが創るイオン結晶の細孔に閉じ込められたポリマーによる水素イオンの高速伝導

ポリオキソメタレートとカリウムイオンとの間に働く静電相互作用より構築されるイオン結晶のナノ細孔に、ポリアリルアミンと水分子を閉じ込めることにより、高い構造安定性と水素イオン伝導性を両立できることを明らかにした。
ドローン同士の直接通信でニアミスを自動的に回避する実験に成功 0302航行援助施設

ドローン同士の直接通信でニアミスを自動的に回避する実験に成功

ドローンマッパーとドローンのフライトコンピューターを連携させ、操縦者を介さずに、ドローン同士が直接共有される位置情報から周辺のドローンの位置を把握し、ドローン自体が自動で飛行制御(ニアミス回避や群飛行など)することができるようになった。
機械学習により世界最高クラスの熱放射多層膜を設計し、その実証に成功 0703金属材料

機械学習により世界最高クラスの熱放射多層膜を設計し、その実証に成功

機械学習(ベイズ最適化)と熱放射物性計算(電磁波計算)を組み合わせて、世界最高クラスの狭帯域熱放射を実現する多層膜(メタマテリアル)を最適設計し、実験にて実証することに成功した。
メタンをエタンと水素に変換する可視光反応プロセスを開発 0502有機化学製品

メタンをエタンと水素に変換する可視光反応プロセスを開発

気相のメタン分子を活性化できる光電気化学反応プロセスを独自に開発し、投入エネルギーの小さな可視光を利用して室温においてメタンをエタンに変換できることを世界で初めて実証。
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