磁気渦構造

0501セラミックス及び無機化学製品

磁気異方性制御によるアンチスキルミオンの安定化に成功~トポロジカル磁気構造の安定化機構を解明~

金属磁性体の磁気異方性を制御することで、アンチスキルミオンと呼ばれる磁気渦構造が安定化する条件を見いだしました。アンチスキルミオンの発現機構の解明につながり、さまざまな磁気デバイスへの応用研究に貢献すると期待できます。(Fe,Ni)3Pという金属磁性体に4d遷移金属をドープすることで、磁気異方性が劇的に変化し、室温で安定なアンチスキルミオンが形成されることを発見しました。さらに、アンチスキルミオンの安定化には、容易軸型の磁気異方性エネルギーと静磁エネルギーの適切なバランスが重要であることを実証しました。
1701物理及び化学

伝導電子に浮かび上がる磁気構造 ~ナノスケールの磁気渦構造をなす新機構への手がかり~

2020-11-23 理化学研究所,東京大学,科学技術振興機構 理化学研究所(理研) 創発物性科学研究センター 創発物性計測研究チームの安井 勇気 特別研究員、クリストファー・バトラー 基礎科学特別研究員、花栗 哲郎 チームリーダー、強相関...
1701物理及び化学

磁気渦と反渦の正方格子を世界で初めて観察~さまざまなトポロジカル磁気構造に関する研究を加速~

ナノスケール(1~100nm、1nmは10億分の1メートル)の磁気渦構造である「メロン」と反渦構造「アンチメロン」の正方格子の直接観察に世界で初めて成功した。
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