東京大学

世界各国の2050年の温室効果ガス削減目標を国横断的に分析するためのシナリオフレームワークの提案 1901環境保全計画

世界各国の2050年の温室効果ガス削減目標を国横断的に分析するためのシナリオフレームワークの提案

今後は世界各国で本研究の提案を実装していくことで、1)世界全体の長期的目標の評価、2)国間での気候政策目標の比較評価をしていくことが課題であると考えている。
酸化亜鉛でスピン軌道相互作用と電子相関の共存を実証 ~新しい電子相開拓への手がかり~ 1701物理及び化学

酸化亜鉛でスピン軌道相互作用と電子相関の共存を実証 ~新しい電子相開拓への手がかり~

高品質の酸化亜鉛においてスピン軌道相互作用効果と強いクーロン相互作用(電子相関)が共存することを実証した。
廃棄食材から完全植物性の新素材開発に成功 1103廃棄物管理

廃棄食材から完全植物性の新素材開発に成功

野菜や果物など廃棄食材を乾燥後に粉砕し、適量の水を加えて熱圧縮成形することで、建設材料としても十分な強度を有する完全植物由来の素材製造の技術を開発した。コンクリートの4倍近い曲げ強度を有し、原料の野菜や果物の色、香りや味を残すことも可能。
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キラル分子の高感度・簡便な構造解析法を創出 ~創薬や材料開発を加速~ 1700応用理学一般

キラル分子の高感度・簡便な構造解析法を創出 ~創薬や材料開発を加速~

シリコンでできたナノ構造を持つプレート「シリコンナノディスクアレイ」による全誘電体のキラル場増強ROAの理論を構築し、それをROA分光計測基板として用いることで、従来のROA分光法と比べて、光電場とキラル分子の間で100倍強い相互作用を実験的に実証した。
地球上最大の巨大海台はなぜできたか? 1702地球物理及び地球化学

地球上最大の巨大海台はなぜできたか?

世界最大の海台であるオントンジャワ海台のプレートの底が周囲より約 40km 深いことを明らかにし、これが海台形成時の熱組成プルームの融け残りが付加したものであることを示した。
フラーレンの球面構造はどのようにしてできるのか 0502有機化学製品

フラーレンの球面構造はどのようにしてできるのか

平面状の炭化水素(C60H30)が徐々に反応し、曲面の中間体を経ながら、最終的にC60へと変換される様子を原子分解能電子顕微鏡の映像として捉えることに成功した。
結晶の世界をのぞくニューラルネットワーク~固体系のミクロな量子多体物性に迫る~ 1602ソフトウェア工学

結晶の世界をのぞくニューラルネットワーク~固体系のミクロな量子多体物性に迫る~

機械学習におけるニューラルネットワークの表現能力を応用して、固体系の電子状態に関する第一原理計算を精密に行う手法を提唱した。
スピン流を超簡単にon/offスイッチング 〜結晶を曲げるだけでトポロジカル相を自在に制御〜 1700応用理学一般

スピン流を超簡単にon/offスイッチング 〜結晶を曲げるだけでトポロジカル相を自在に制御〜

擬一次元TaSe3(Ta:タンタル、Se:セレン)がスピン流を生成するトポロジカル絶縁体状態にあることを示すと共に、その結晶を少し歪ませるだけで、通常の絶縁体へと容易に変化させられることを見出した。
北極域の森林火災と西欧熱波を同時誘発させうる気候パターンを初めて特定 1900環境一般

北極域の森林火災と西欧熱波を同時誘発させうる気候パターンを初めて特定

近年夏季に多発するシベリア・亜寒帯北米(アラスカ・カナダ)の森林火災と西欧の熱波を同時に発生させうる高気圧性循環(気候)パターンを初めて特定し、森林火災由来の大気エアロゾルの増加が夏季北極域とその周辺の高濃度PM2.5の原因であることを明らかにした。
FPGAだけを用いた完全デジタル電波分光計の天文観測実証に成功! 0403電子応用

FPGAだけを用いた完全デジタル電波分光計の天文観測実証に成功!

完全デジタル電波分光計(All-Digital Radio Spectrometer; ADRS)を新たに開発した。FPGAと呼ばれるデジタル処理チップの中にアナログ-デジタル変換器を実装する技術に着目し、 世界で初めてとなる完全デジタル電波分光計の開発に成功した。
HPCI共用ストレージへのデータ転送サービス開始 1603情報システム・データ工学

HPCI共用ストレージへのデータ転送サービス開始

X線自由電子レーザー(XFEL)施設「SACLA」で得られた実験データの大規模解析のため、SACLAからHPCI共用ストレージへのデータ転送サービスを開始した。
自動運転技術を用いたAI教習システムの製品化 0109ロボット

自動運転技術を用いたAI教習システムの製品化

自動車教習所の教習指導員の運転行動をルール化した運転モデルを開発した。開発したモデルと自動運転技術を用いて危険回避の手法を確立し、AI教習システムとして製品化した。
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