国際農研

リン制限により熱帯林の総生産量は従来の予測より36%減少~陸域の炭素収支モデルの予測精度向上に貢献~ 1900環境一般

リン制限により熱帯林の総生産量は従来の予測より36%減少~陸域の炭素収支モデルの予測精度向上に貢献~

2022-11-24 国際農研,高知大学,西シドニー大学ポイント 世界4大陸の熱帯林から得られた実測データを基に、熱帯で不足しがちなリンが光合成をどの程度制限しているのか解明 リンが光合成を制限する現象を考慮すると、全世界の熱帯・亜熱帯林の...
低品位リン鉱石を活用した有機肥料製造技術を開発~土壌微生物の働きにより化学肥料と同等の増収効果~ 1200農業一般

低品位リン鉱石を活用した有機肥料製造技術を開発~土壌微生物の働きにより化学肥料と同等の増収効果~

2022-10-20 国際農研,ブルキナファソ環境農業研究所,ジョセフ・キゼルボ大学ポイント 作物残渣に、ブルキナファソ産の低品位リン鉱石1)と根圏土壌2)を添加して発酵させることで、増収効果の高い有機肥料を製造する技術の開発に成功 リン鉱...
アジアの伝統野菜「ヒユナ」の遺伝的多様性を世界で初めて解明~4つの亜集団に分類され、インドや中国などを起源に分布= 1202農芸化学

アジアの伝統野菜「ヒユナ」の遺伝的多様性を世界で初めて解明~4つの亜集団に分類され、インドや中国などを起源に分布=

2022-09-28 国際農研,筑波大学,世界蔬菜センター,かずさDNA研究所ポイントアジア地域の伝統的な葉物野菜「ヒユナ」1)465種の遺伝的多様性を世界で初めて解明品種育成に必要な一塩基多型2) マーカー5,638個を同定、105系統の...
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多収で病害にも強い耐塩性ダイズ新品種を開発~塩害農地におけるダイズの安定生産に貢献~ 1202農芸化学

多収で病害にも強い耐塩性ダイズ新品種を開発~塩害農地におけるダイズの安定生産に貢献~

2022-09-08 国際農研,中国江蘇農業科学院・工芸作物研究所ポイント 耐塩性遺伝子 Ncl 1)を導入した耐塩性ダイズを国際共同研究により開発 耐塩性に加え、多収性、高品質、病害抵抗性を備えた優良品種 塩害地域におけるダイズ生産の安定...
水稲の高温不稔を引き起こす穂の温度上昇には 湿度が強く影響~ 高温不稔の実態を国際的観測ネットワークで解明~ 1204農業及び蚕糸

水稲の高温不稔を引き起こす穂の温度上昇には 湿度が強く影響~ 高温不稔の実態を国際的観測ネットワークで解明~

2022-09-06 農研機構,国際農研,岐阜大学,島根大学ポイント農研機構らの研究グループが構築した国際的な水田微気象観測ネットワークにより、気温ではなく開花時間帯の水稲の穂の温度(穂温)を指標とすることで、温度や湿度条件の異なる様々な気...
微生物の培養だけでセルロースを糖化する技術を開発~微生物糖化法で糖化酵素に要するコストをゼロに~ 1200農業一般

微生物の培養だけでセルロースを糖化する技術を開発~微生物糖化法で糖化酵素に要するコストをゼロに~

2022-06-02 国際農研,キングモンクット工科大学トンブリ校ポイント セルロース糖化の際に酵素添加を必要としない次世代糖化技術「微生物糖化法」を開発 蓄積される糖はエタノール、油脂など、様々な化学製品へ容易に変換可能 微生物糖化法によ...
年間を通じた間断かんがいで農家の利益向上と 温室効果ガスの削減が可能に~メコンデルタにおける間断かんがい技術のメリットをLCAで評価~ 1206農村環境

年間を通じた間断かんがいで農家の利益向上と 温室効果ガスの削減が可能に~メコンデルタにおける間断かんがい技術のメリットをLCAで評価~

2022-06-23 国際農研ポイント メコンデルタにおいて、間断かんがい(AWD)の通年実施のメリットを評価 AWD実施農家は、通年で6%の増益、かつ38%の温室効果ガス(GHG)排出量の削減が可能 農家の増益を実現しつつ、GHG排出を削...
パッションフルーツ簡易茎頂接ぎ木実施マニュアル&ウイルス病感染防止対策例 1202農芸化学

パッションフルーツ簡易茎頂接ぎ木実施マニュアル&ウイルス病感染防止対策例

2022-04-04 国際農研マニュアル・ガイドライン本文フルテキスト manual_guideline-_-.pdf1.49 MBパッションフルーツ植物体のウイルスフリー化のために簡易茎頂接ぎ木法を実施する際に必要な資材、および具体的な手...
株出し多収製糖用サトウキビ品種「はるのおうぎ」の種苗を一般農家へ配布開始 1204農業及び蚕糸

株出し多収製糖用サトウキビ品種「はるのおうぎ」の種苗を一般農家へ配布開始

株出し多収性に優れる製糖用サトウキビ品種「はるのおうぎ」について、令和4年2月から熊毛地域の一般農家への種苗配布が開始されます。「はるのおうぎ」は株出し栽培でのサトウキビ収量が減収傾向にある熊毛、大島地域の生産現場のニーズに応えることができます。また、「はるのおうぎ」の普及拡大に向けて標準作業手順書を作成しホームページで公表しました。
硝化抑制率40%のBNI強化コムギの開発により、世界のコムギ生産由来の温室効果ガスを9.5%削減へ 1200農業一般

硝化抑制率40%のBNI強化コムギの開発により、世界のコムギ生産由来の温室効果ガスを9.5%削減へ

国際農研は国際トウモロコシ・コムギ改良センター(CIMMYT)と共同で、少ない窒素肥料で高い生産性を示すBNI(Biological Nitrification Inhibition:生物的硝化抑制)強化コムギについて、コムギ生産の各段階で発生する総温室効果ガス排出量を「ライフサイクル温室効果ガス」として評価する新たなモデルを構築しました。
世界初!少ない窒素肥料で高い生産性を示すコムギの開発に成功 1202農芸化学

世界初!少ない窒素肥料で高い生産性を示すコムギの開発に成功

多収コムギ品種に野生近縁種の持つ高い生物的硝化抑制(BNI)能を付与したBNI強化コムギの開発に成功。BNI強化コムギは硝化を抑制しアンモニウムを効率よく活用するため、研究では、6割少ない窒素肥料でも生産性を維持。
窒素汚染と食料増産への解決策「アンモニウムの活用」 1202農芸化学

窒素汚染と食料増産への解決策「アンモニウムの活用」

農業の生産力向上と持続性の両立に資する技術を提案。生物的硝化抑制(BNI)技術の活用により、少ない肥料投入で食料生産が可能になり、農地の汚染も同時に削減。
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