国立天文台

生命が居住可能な系外惑星へのスーパーフレアの影響を算出 1700応用理学一般

生命が居住可能な系外惑星へのスーパーフレアの影響を算出

太陽型恒星でのスーパーフレアの発生頻度とエネルギーおよび極紫外線を考慮した惑星放射線環境と大気散逸の定量的評価を世界で初めて行った。
アルマ望遠鏡にまつわる10のこと 1702地球物理及び地球化学

アルマ望遠鏡にまつわる10のこと

南米チリの標高5,000mの高地に建設され、2011年に科学観測を開始した巨大望遠鏡。塵やガス、物質が放つかすかな電波を「視力6000」に相当する圧倒的な性能でとらえる。日本を含む22の国と地域が協力して運用するアルマ望遠鏡。
若い星のまわりで見つかった「衛星を作る」周惑星円盤 1701物理及び化学

若い星のまわりで見つかった「衛星を作る」周惑星円盤

アルマ望遠鏡を用いて「周惑星円盤」を初めて観測した。若い恒星を取り巻く塵とガスの円盤の中で作られた新しい惑星の周りの小さな円盤構造のこと、理論的な計算によって予言されてきた。木星のまわりのような衛星系を生み出すもとと考えられている。
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アルマ望遠鏡が見た部分日食 1702地球物理及び地球化学

アルマ望遠鏡が見た部分日食

2019-07-11  国立天文台2019年7月2日、南米の一部で皆既日食が見られました。アルマ望遠鏡のあるアタカマ高地では、太陽の76%が月に隠される部分日食となりました。この部分日食を、アルマ望遠鏡の日本製12mアンテナ1台で日食の様子...
通信衛星群による天文観測への悪影響についての懸念表明 1702地球物理及び地球化学

通信衛星群による天文観測への悪影響についての懸念表明

人工衛星は太陽光を反射し、天文研究用の可視・赤外線望遠鏡では「人工の星」として認識される。さらに衛星の通信電波が電波天文観測に影響を与えることも。天文観測環境を維持・保護するための活動を進めており「周波数資源保護室」を設立した。
アルマ望遠鏡が初めて明らかにした、大質量原始星を取り巻くガス円盤の姿 1701物理及び化学

アルマ望遠鏡が初めて明らかにした、大質量原始星を取り巻くガス円盤の姿

2019-07-08 国立天文台アルマ望遠鏡が撮影した、巨大原始星G353.273+0.641。原始星周囲のコンパクトな構造を赤、円盤を黄、その外側に広がるガス(エンベロープ)を青に着色して疑似カラー合成しています。 オリジナルサイズ(12...
冷たい輝きを放つ天王星の環 1701物理及び化学

冷たい輝きを放つ天王星の環

2019-06-28 国立天文台天王星の環は大規模な望遠鏡でなければ観測できないため、1977年まで発見されることはありませんでした。しかし今回、チリのアタカマ砂漠にある2つの巨大望遠鏡、アルマ望遠鏡と欧州南天天文台VLT によって撮影され...
アルマ望遠鏡、惑星誕生の現場をピンポイントで特定 1701物理及び化学

アルマ望遠鏡、惑星誕生の現場をピンポイントで特定

2019-06-26 国立天文台アルマ望遠鏡で観測した若い星「うみへび座TW星」を取り巻く原始惑星系円盤。円盤は完全な円に近く、対称形の構造をしています。今回の観測で、円盤の南西側(図右下側)に周囲より電波を強く放つ小さな場所が発見されまし...
銀河系の端が見えてきた 1701物理及び化学

銀河系の端が見えてきた

銀河系の最遠端までの距離は半径約 52 万光年もあり、銀河系中心から太陽系までの距離 (約2万6千光年) の 20 倍にもなることがわかった。銀河系の星ぼしは年齢が 120 億年前後の最長老で、銀河系形成を知る上で大変重要。
アルマ望遠鏡、観測史上最遠の合体銀河の証拠をとらえた 1701物理及び化学

アルマ望遠鏡、観測史上最遠の合体銀河の証拠をとらえた

2019-06-18 国立天文台アルマ望遠鏡による観測結果をもとに描かれた、131億光年彼方の合体銀河B14-65666の想像図。 オリジナルサイズ(3.6MB)アルマ望遠鏡による観測で、遠方銀河に酸素、炭素、塵がそろって発見され、130億...
銀河は「見かけ」によらない? 銀河進化の定説くつがえす発見 1701物理及び化学

銀河は「見かけ」によらない? 銀河進化の定説くつがえす発見

グリーンバレー銀河の一酸化炭素輝線の観測を行い星形成効率と銀河形態との関係性を調べた。理論的な予測に反して、星形成効率は銀河形態に依らず、ほぼ一定の効率であった。分子ガスから星を作る過程に銀河の形態ほとんど影響していない可能性を明らかに。
すばる望遠鏡超広視野主焦点カメラHyper Suprime-Camで遠方超新星を多数発見 1701物理及び化学

すばる望遠鏡超広視野主焦点カメラHyper Suprime-Camで遠方超新星を多数発見

すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラHyper Suprime-Cam(HSC)を用いた半年間の観測により、赤方偏移1以上(約80億光年遠く)の遠方超新星58個を始め約1,800個もの超新星を発見した。
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