ワイル粒子

1700応用理学一般

離れていてもつながった電子の軌道運動の実証 ~ワイル粒子による特異な非局所量子性を観測~

ワイル粒子の存在により電子の軌道運動が2次元から3次元へと拡張できることが理論的に予測されてきたが、これまで観測できていなかった。トポロジカル半金属のトランジスターデバイスを測定することで、空間的に離れた表面の電子状態がワイル粒子により結合し量子化された3次元運動を示すことを観測した。
0403電子応用

反強磁性体で世界最大の自発磁気効果を持つ低消費電力磁気メモリ材料: 反強磁性体におけるワイル粒子の発見

2021-01-25 東京大学,金沢大学,理化学研究所,東北大学,科学技術振興機構 ポイント 世界最大の横磁気効果を持つ反強磁性体金属を発見しました。 ワイル粒子と呼ばれる固体中の相対論的粒子が巨大な横磁気効果の起源であることを示しました。...
0403電子応用

ワイル粒子を用いた不揮発性メモリ素子の原理検証に成功

反強磁性体中において、幻の粒子「ワイル粒子」の電気的制御に成功し、ワイル粒子の作る巨大電圧信号を利用した不揮発性メモリの動作原理を実証した。
1700応用理学一般

ワイル粒子がつなぐ量子化された伝導を観測

トポロジカル半金属の高品質薄膜を作製し、ワイル粒子によって物質表面の伝導が量子化する現象を観測した。三次元方向に散逸のない伝導を利用することで、低消費電力エレクトロニクスにおける新しい応用が期待される。
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