東京大学

黒潮とメキシコ湾流の同期現象を発見~大気と海洋の相互影響によってもたらされる異常気象の解明に道~ 1702地球物理及び地球化学

黒潮とメキシコ湾流の同期現象を発見~大気と海洋の相互影響によってもたらされる異常気象の解明に道~

北半球最強の暖流である黒潮とメキシコ湾流は、大陸を隔てて約一万キロメートルも離れています。それにもかかわらず、二つの海流の変動にともなって、日本東方沖とアメリカ東海岸沖の海面水温が数年から十数年のスケールで同時に暖かくなったり冷たくなったりを繰り返す(=「同期」している)現象を発見しました。
“マッデン・ジュリアン振動” の「引き金」を特定 1702地球物理及び地球化学

“マッデン・ジュリアン振動” の「引き金」を特定

熱帯域で巨大な積乱雲群として観測されるマッデン・ジュリアン振動 (MJO) が熱帯インド洋でどのように発生するかを解析などした結果、高度約10kmの上空を伝わる大気中の“波”(周期的な大気変動)の増幅がMJO発生の引き金であることを初めて突き止めました。
世界最高品質の単元素トポロジカル・ディラック半金属を実現 1700応用理学一般

世界最高品質の単元素トポロジカル・ディラック半金属を実現

世界最高品質のα-スズ(α-Sn)薄膜をIII-V族半導体インジウムアンチモン(InSb)基板(001)上に結晶成長(エピタキシャル成長)させることに成功し、α-Sn薄膜のさまざまなトポロジカル物性を初めて明らかにしました。
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分子の鎖を並べて柔らかい結晶を作る ~気体を効率良く吸脱着できる多孔性材料への可能性~ 1700応用理学一般

分子の鎖を並べて柔らかい結晶を作る ~気体を効率良く吸脱着できる多孔性材料への可能性~

2021-10-14 理化学研究所,東京大学,科学技術振興機構理化学研究所(理研) 創発物性科学研究センター 統合物性科学研究プログラム 創発分子集積研究ユニットの佐藤 弘志 ユニットリーダー(東京大学 大学院工学系研究科 客員研究員、科学...
トポロジカルスピン構造から生じる磁気光学応答の観測に成功 1700応用理学一般

トポロジカルスピン構造から生じる磁気光学応答の観測に成功

カイラル磁性体MnGeの薄膜において、トポロジカル磁気構造の形成に由来する巨大な磁気光学効果を発見しました。
ポリマー半導体トランジスターで最高のスイッチング特性を実現 0403電子応用

ポリマー半導体トランジスターで最高のスイッチング特性を実現

ポリマー半導体による薄膜トランジスター(TFT)のスイッチングの鋭さと安定性を決定づける要因を解明し、これを元に従来にない高急峻なスイッチング動作・高いバイアス耐性・低電圧駆動を同時に示す、実用的な塗布型TFTの構築に成功した。
多様な体形や姿勢に対応した高品質な仮想試着手法を開発 1602ソフトウェア工学

多様な体形や姿勢に対応した高品質な仮想試着手法を開発

オンライン上でリアルタイムで高品質な仮想試着を実現する手法を開発した。
1Fの格納容器内にたまった水の中で金属材料はどう腐食するのか? 2000原子力放射線一般

1Fの格納容器内にたまった水の中で金属材料はどう腐食するのか?

放射線環境下での腐食によるトラブルの発生の可能性や対策方法などを検討するうえで重要な、①海水混入系ラジオリシスデータベース、②放射線環境下腐食データベース、③腐食調査票データベース、からなる「放射線環境下での腐食データベース」を構築した。
流れの渦が情報処理能力の鍵 ~バーチャルな物理リザバー計算で実現~ 1700応用理学一般

流れの渦が情報処理能力の鍵 ~バーチャルな物理リザバー計算で実現~

新規情報処理技術である物理リザバー計算を、数値シミュレーションを用いてバーチャルに再現することにより、円柱周りの流れ現象における渦が情報処理能力の鍵であることを明らかにした。
多成分結晶の新たな結晶化機構を発見~構造的な欠陥が結晶成長の運命を決定づける~ 0500化学一般

多成分結晶の新たな結晶化機構を発見~構造的な欠陥が結晶成長の運命を決定づける~

多成分から構成される結晶における新たな結晶成長機構を発見した。亜鉛イオンと有機物であるポルフィリンとアゾピリジンの溶液を加熱すると、まずピンク色の板状結晶が成長し、その中央部から新たに濃い赤色のブロック状結晶が現れ、最終的には濃い赤色の結晶だけになることを発見した。この段階的な結晶化現象は、ピンク色の結晶に存在する構造的な「欠陥」が重要な役割を果たしていることが明らかに。
地震波速度と電気伝導度を統合解析し、地球内部の水やマグマをとらえる 1702地球物理及び地球化学

地震波速度と電気伝導度を統合解析し、地球内部の水やマグマをとらえる

地震・火山活動および地球全体の進化に重要な役割を担う「地球内部の液体(水やマグマ)」が、どこにどれだけ存在するかをとらえる解析方法を開発した。地震や火山活動の主な場である深さ60㎞程度までの「岩質-液体の分布」が解析可能となり、今後、地震・火山活動を含む変動現象の機構の理解が進むと期待される。
放射光でついに見えた磁気オクタポール~熱を電気に変える新たな担い手~ 1700応用理学一般

放射光でついに見えた磁気オクタポール~熱を電気に変える新たな担い手~

磁石のミクロな起源である電子スピンが互いに打ち消しあう反強磁性と呼ばれる状態の中に潜んだ「磁気八極子(磁気オクタポール)」を放射光X線実験から明らかにした。
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