日本原子力研究開発機構

0401発送配変電

スピン流を介した流体発電現象の大幅な発電効率向上を実現

スピントロニクス技術を応用した新たなナノ流体デバイスへ道 2020-06-16 科学技術振興機構,日本原子力研究開発機構,お茶の水女子大学,東北大学,理化学研究所,東京大学 ポイント マクロな液体運動と極小の電子との相互作用でスピン流が生成...
2004放射線利用

アルミニウムの自発的破壊現象の解明

大型装置を用いたナノスケールの実験と大型計算機を用いた原子レベルのシミュレーションの両面から、アルミニウム合金中の微細粒子周辺に集まる水素が原因でアルミニウムが自発的破壊(剥離)を起こすことと、それが水素脆化の原因であることを解明した。
2001原子炉システムの設計及び建設

原子力施設の「ゆれ」をとらえる~より高精度な耐震安全性評価のための大規模観測システムを構築~

原子炉建家などの原子力施設の耐震安全性をより高い精度で評価することを目的とし、原子力規制庁と共同で、自然地震と人工波の観測を組合せた大規模観測システムを構築した。
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1703地質

隕石衝突後の環境激変の証拠を発見〜白亜紀最末期の生物大量絶滅は大規模酸性雨により引き起された?

白亜紀―古第三紀(K-Pg)境界層試料について、放射光を利用した蛍光X線微量元素マッピング分析、中性子放射化分析、質量分析計全岩元素分析を行い、隕石衝突直後の地球環境変動のうち、大規模な酸性雨が実際に発生していた証拠を発見した。
2000原子力放射線一般

水中のβ線リアルタイムモニタリング技術の開発に成功

β線とγ線を区別して、リアルタイムに測定できるファイバ型モニターの開発を行った。本モニターを1F現場や模擬的な汚染水を使って検証した結果、水中のβ線核種のストロンチウム(90Sr)をγ線と区別して検出することに成功した。
2000原子力放射線一般

川から海へ、セシウムはどれだけ流出したか

観測結果を基にした計算モデルを開発し、1F事故後の河川を通じて海へ流出するセシウム流出量を算出した。事故後半年間のセシウム流出量は、他の流出経路に比べ流出量が2桁程度少ないことがわかった。
1103廃棄物管理

長寿命核分裂生成物の半減時間を9年以下に短縮 ~高速炉を用いた効率的な核変換法を提案~

原発放射性廃棄物の長寿命の核分裂生成物、セレン(79Se)、テクネチウム(99Tc)、パラジウム(107Pd)、ヨウ素(129I)を高速炉の炉心周辺に装荷することで、数10万年から1000万年以上の半減期を9年以下に短縮する方法を見出した。
1700応用理学一般

トリウム原子核の精密レーザー分光実現へ重要な一歩

トリウム229(229Th:原子番号90、質量数229)原子核の準安定状態である「アイソマー状態」のエネルギーを決定した。
2003核燃料サイクルの技術

高性能かつ量産可能・実用化レベルの高温ガス炉用燃料を開発

将来の高温ガス炉に使用される粒子状ウラン燃料の被覆燃料粒子に、従来のHTTRの燃料に比べて格段に高いウラン燃焼性能を持たせる設計技術を開発した。
0104動力エネルギー

スピン流が機械的な動力を運ぶことを実証~ミクロな量子力学からマクロな機械運動を生み出す新手法~

スピン流が運ぶミクロな回転がマクロな動力となることを実証した。磁性体で作製したマイクロデバイスにスピン流を注入した結果、電流による影響を排除した純粋なスピン流のみでデバイスを振動させることに成功した。
2000原子力放射線一般

高圧熱流動実験ループ(HIDRA:ハイドラ)による 軽水炉炉心熱伝達実験の開始

過酷な熱水力条件での炉心冷却性能を実験的に確認する 2019-05-31  日本原子力研究開発機構 発表のポイント】 原子炉の重大事故※1の影響を評価するためには、事故時に生じる複雑な物理現象とその影響について理解する必要があり、炉内の熱や...
0109ロボット

測定・サンプリングなど多目的に使用できる”海洋のドローン“の開発

放射線だけでなく水温や電導度の計測及び海底土サンプルの採取が同時にできるシステムもあわせて共同開発し搭載することで、原子力発電所周辺の河口域の詳細なモニタリングを可能とした。音響測定システムを搭載することで海底測量を実現した。
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