国立極地研究所

1703地質

地層「千葉セクション」のIUGS(国際地質科学連合)における審査結果について

「千葉セクション」は前期‐中期更新世境界のGSSPとして認定され、地質時代の中期更新世(約77万4千年前〜約12万9千年前)が、「チバニアン(Chibanian)」と名付けられることとなった。
1700応用理学一般

昭和基地に初荷がきました [南極観測 昭和基地NOW!!]

2020-01-02   国立極地研究所 「初荷」花ダンボールを抱える堤隊長 この中には何が入っているのか気になります。 わたしたち越冬隊は皆これを待っていました。 それは「初荷」 ※一般的に「初荷」とは新年に初めて出荷される商品(製品)な...
0200船舶・海洋一般

南極観測 南極観測船「しらせ」の昭和基地沖への接岸について

南極観測船「しらせ」が、現地時間1月5日(日)14時50分(日本時間20時50分)、昭和基地の沖合約400mの定着氷に到着し、昭和基地接岸を果たした。
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1702地球物理及び地球化学

次隊の受け入れ準備 南極観測 昭和基地NOW!!

2020-01-03 国立極地研究所 次隊の受け入れ準備 2019年12月26日 恒例のAヘリ布団干し 越冬隊の毎年恒例行事となっている布団干し。干す布団の数はおおよそ100組。 昭和基地では次隊となる第61次南極地域観測隊を受け入れるため...
1703地質

気候変動予測に貢献、「千葉セクション」の有孔虫化石~約80万年前の海洋環境の変遷が明らかに~

千葉複合セクションの周辺海域では、数万年の時間スケールで繰り返す氷期—間氷期サイクルに相当する変化に加えて、数千年の時間スケールで繰り返される極端な水温の変化があったことが明らかになった。
0303宇宙環境利用

オーロラを発生させる高エネルギー電子が大気圏に降り注ぐ仕組みを解明

地上と科学衛星の同時観測により、地球周辺の宇宙空間で生まれる電磁波が原因となって南極、北極の上空の成層圏近くまで高エネルギーの電子が降り注いできていることを世界で初めて明らかにした。
0110情報・精密機器

南極大気の精密観測 ~南極域初の非干渉性散乱レーダー観測を支える適応的信号処理技術を開発~

南極昭和基地大型大気レーダー(PANSYレーダー)のISレーダー・モードの観測により、高度200km~500kmにおける電離大気の電子密度を観測することに成功した。
2005放射線防護

太陽放射線被ばく警報システム(WASAVIES)の開発に成功

太陽フレア発生時に飛来する太陽放射線の突発的な増加を地上と人工衛星の観測装置を用いてリアルタイムに検出し、太陽フレア発生直後から太陽放射線による被ばく線量を推定する、太陽放射線被ばく警報システムWASAVIES(ワサビーズ)の開発に成功。
1703地質

飛騨帯神岡地域におけるSHRIMP(シュリンプ)ジルコノロジー ~日本列島形成史の解明に貢献~

神岡地域の花崗岩質マイロナイトは、約2億4300万年前に花崗岩として形成され、その後、約1億9900万年前までにせん断による変形作用を受けマイロナイト化したことが明らかとなった。日本列島の形成を考察する上で貴重な情報である。
0303宇宙環境利用

北極海の海氷面積が9月17日に年間最小値を記録 ~薄氷化が進行~

2019-09-27   宇宙航空研究開発機構,国立極地研究所  大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所(極地研)と国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、水循環変動観測衛星「しずく」のデータを用いた北極海の海...
1702地球物理及び地球化学

硫黄同位体組成が解き明かす南極硫酸エアロゾルの起源

南極沿岸と内陸のエアロゾルの硫黄安定同位体組成に差異がなく、両者ともに硫黄の起源の変化に応じて変動していることを発見した。硫黄同位体組成が起源推定に有用な指標であることを意味する。
1702地球物理及び地球化学

南極の海洋生物起源の硫酸塩エアロゾルは氷期に減少していた

南極のドームふじで掘削されたアイスコアのイオン分析データを用いて、南極海の植物プランクトンに由来する硫酸塩エアロゾルの変動を、過去72万年間にわたって推定した。
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