2004放射線利用

宇宙線のミュオンと中性子が引き起こす半導体ソフトエラーの違いを解明 2004放射線利用

宇宙線のミュオンと中性子が引き起こす半導体ソフトエラーの違いを解明

大強度陽子加速器施設(J-PARC)物質・生命科学実験施設(MLF)ミュオン科学実験施設(MUSE)の負および正ミュオンビーム、本学研究用原子炉(KUR)の熱中性子ビーム、大阪大学 核物理研究センター(RCNP)の高エネルギー中性子ビームをそれぞれ半導体デバイスに照射することにより、ミュオンと中性子が引き起こすソフトエラーの特徴が異なることを実験的に初めて明らかにした。
素材から「銀」が剥がれない、効果長持ち!抗ウイルスグラフト材料の開発に成功 0603繊維加工

素材から「銀」が剥がれない、効果長持ち!抗ウイルスグラフト材料の開発に成功

抗ウイルス効果が期待できる銀を、放射線グラフト重合により、マスクや洋服などの繊維素材に強固に結合させることにより、付着した新型コロナウイルスの99.9%以上を接触後1時間以内に不活化できる繊維の開発に成功した。
「はやぶさ2」サンプルカプセル内の粒子のPhase2キュレーション高知チームによる分析開始について 1701物理及び化学

「はやぶさ2」サンプルカプセル内の粒子のPhase2キュレーション高知チームによる分析開始について

Phase2キュレーション高知チームは、「大型放射光施設SPring-8」で小惑星リュウグウの粒子分析を開始する。
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高エネルギーX線散乱によりリチウム過剰系正極材料に特徴的なアニオンの酸化還元軌道を可視化 1700応用理学一般

高エネルギーX線散乱によりリチウム過剰系正極材料に特徴的なアニオンの酸化還元軌道を可視化

大型放射光施設SPring-8の高輝度・高エネルギー放射光X線を用いた散乱実験と理論計算との併用から、リチウム過剰系正極材料の電子状態を明らかにし、高容量化の鍵となる特徴的な酸素(O)アニオンの酸化・還元軌道の可視化に成功した。
”負の圧力”で膨張した「液体金属」を直接観察~航空宇宙分野の新材料開発やレーザー加工の高度化へ~ 2004放射線利用

”負の圧力”で膨張した「液体金属」を直接観察~航空宇宙分野の新材料開発やレーザー加工の高度化へ~

高出力レーザーとX線自由電子レーザー(XFEL)を組み合わせた実験により、極限環境下の液体金属の様子を直接観察することに初めて成功。超高速膨張時の液体金属状態のタンタルに、数万気圧もの“負の圧力” が作用していることを実証。
コヒーレント回折イメージングがワンショットで可能に~三角形でエッジの鋭い開口が鍵~ 2004放射線利用

コヒーレント回折イメージングがワンショットで可能に~三角形でエッジの鋭い開口が鍵~

1枚の回折強度パターンから広がった試料の実空間像を再構成できるコヒーレント回折イメージング法(CDI)(シングルフレームCDI)を提案・実証した。動的現象を可視化するX線動画撮像としての展開が期待できる。
高密度な中性子物質の硬さの測定に初めて成功~中性子星内の状態を実験室で再現~ 2004放射線利用

高密度な中性子物質の硬さの測定に初めて成功~中性子星内の状態を実験室で再現~

重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」において、新たに開発した3次元時間射影型飛跡検出システム「SPiRIT」を用いて、RIビームの衝突によって生成した中性子過剰な高密度核物質(原子核密度の1.5倍)の硬さの測定に世界で初めて成功した。
高強度X線が引き起こす特殊な融解現象~X線と物質との相互作用を1000兆分の1秒単位で可視化~ 2004放射線利用

高強度X線が引き起こす特殊な融解現象~X線と物質との相互作用を1000兆分の1秒単位で可視化~

X線自由電子レーザー施設「SACLA」を用いて、高強度X線を物質に照射した際に起こる融解過程をフェムト秒オーダーの高い時間分解能で可視化に成功した。SACLAから時間差を制御した二つのXFELビームを出射して、ダイヤモンドに高強度X線を照射した際に起こる固体から液体への融解過程を測定した。この過程が原子間ポテンシャルの変化によって生じる特殊な融解(非熱的な融解)であることを明らかにした。
新たな中性子利用開拓の鍵となる高精度核反応計算手法を開発 2004放射線利用

新たな中性子利用開拓の鍵となる高精度核反応計算手法を開発

計算結果を基礎科学や医療等での中性子利用に資するデータベースとして公開 2021-02-10 日本原子力研究開発機構,九州大学,大阪大学 【発表のポイント】 基礎科学や医療等の分野で新たな中性子利用の検討が進められており、従来の中性子源では...
米国:DARPAが現場で展開可能なコンパクトな電子直線加速器の開発を目指す 2004放射線利用

米国:DARPAが現場で展開可能なコンパクトな電子直線加速器の開発を目指す

DARPA Seeks Compact, Deployable Electron Accelerator 「政策の科学」関連 海外情報(DARPA 記事) 元記事公開日: 2021/1/8 国防高等研究計画局(DARPA)が、高出力で展開可...
超伝導転移端検出器TESを用いた蛍光XAFS分析に成功~超微量分析や発光分光法への応用の端緒を拓く~ 1700応用理学一般

超伝導転移端検出器TESを用いた蛍光XAFS分析に成功~超微量分析や発光分光法への応用の端緒を拓く~

2021-01-13 立教大学 立教大学理学部 山田真也 准教授、一戸悠人 助教、財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI)の宇留賀朋哉任期制専任研究員、新田清文 研究員、関澤央輝 主幹研究員、東京大学大学院理学系研究科 高橋嘉夫 教授...
核変換研究のための陽子ビーム制御技術を開発~微小出力陽子ビーム取り出し技術の確認試験に成功~ 2001原子炉システムの設計及び建設

核変換研究のための陽子ビーム制御技術を開発~微小出力陽子ビーム取り出し技術の確認試験に成功~

2020-12-14 日本原子力研究開発機構J-PARCセンター 【発表のポイント】 大出力陽子ビームから微小出力陽子ビームを取り出す場合、通常は電磁石や金属薄膜を用いていますが、ビーム出力が安定しない課題がありました。 電磁石内で陽子ビー...
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