1702地球物理及び地球化学 新たな解析手法による「電子基準点日々の座標値」の公開 令和3年4月1日から、新しい解析手法による「電子基準点日々の座標値」の提供を開始します。国土地理院が全国に設置した約1,300点の電子基準点で観測しているGPS等の測位衛星の信号を解析し、各点の毎日の座標値(位置)を求めたものです。 2021-03-31 1702地球物理及び地球化学
1702地球物理及び地球化学 過去に起こった大規模な東南極氷床融解~昭和基地周辺の湖が記録していた縄文時代の融解イベント~ 東南極昭和基地周辺の湖の調査により、この地域の氷床が過去のある時期に大規模に融解したことを、新たに開発した化学分析手法を用いて明らかにした。 2021-03-27 1702地球物理及び地球化学
1702地球物理及び地球化学 2018年アラスカ湾地震の複雑な破壊過程を解析~間欠的に加速・減速する奇妙な巨大地震~ 地上で観測された地震波形データから、地震時の断層形状と破壊過程を同時に推定する新しい地震破壊過程解析手法を開発。この解析手法を2018年にアラスカ湾の海洋プレート内で発生したマグニチュード(M)7.9の巨大地震に適用した結果、断層すべりが間欠的に加速・減速する様子を捉えることに成功した。 2021-03-23 1702地球物理及び地球化学
1702地球物理及び地球化学 2021年3月20日宮城県沖の地震の評価 地震の地震活動の分布や GNSS 観測及び地震波の解析結果から、震源域は牡鹿半島沿岸から沖合にかけての領域と考えられる。この震源域は、 1978 年宮城県沖地震(M7.4)の震源域の西側の一部に重なる可能性があるが、詳細は今後の調査観測結果等を踏まえさらに検討を行う必要がある。 2021-03-23 1702地球物理及び地球化学
1700応用理学一般 ミュオグラフィの陸から海への展開 世界初となる海底ミュオグラフィセンサーアレイの一部を東京湾アクアライン海底トンネル内部の100 mにわたって設置し、東京湾における天文潮位のリアルタイム測定に成功した。 2021-03-20 1700応用理学一般1702地球物理及び地球化学
1702地球物理及び地球化学 惑星系の化学組成は誕生前から多様? ~アルマ望遠鏡で多くの原始星を化学調査~ アルマ望遠鏡を用いて約50個の原始星の周りに存在するガスの化学組成を調べた結果、有機分子の存在量が天体によって大きく異なることを発見した。これほど多くの、それも同じ領域にある原始星で、周囲を取り巻くガスの化学組成が調査されたのは初めて。原始太陽系の環境の化学的起源の理解に貢献すると期待。 2021-03-19 1702地球物理及び地球化学
1702地球物理及び地球化学 「平成 23 年(2011 年)東北地方太平洋沖地震」以降の地震活動の評価 東北地方太平洋沖地震発生から現在までの地震活動及び地殻変動の推移、他の巨大地震における事例も踏まえると、余震域内では現状程度の地震活動が当分の間続くと考えられる。一方、「日本海溝沿いの地震活動の長期評価(平成 31 年2月 26 日公表)」(以下、長期評価)では、青森県東方沖から房総沖までの太平洋沿岸を含む日本海溝沿いの領域は、国内の他の海溝沿いの領域に比べて定常的に地震活動が活発で、規模の大きな地震が高い確率で発生すると評価した。 2021-03-10 1702地球物理及び地球化学
1702地球物理及び地球化学 タスマン海の水温上昇が南極半島の異常高温を引き起こす タスマン海の水温が高くなると、南極大陸周辺の上空に存在する強風域が通常の年より南極側にずれます。本来ニュージーランドの東側を通過していた低気圧は、タスマン海の水温が高い年に南極周辺に到達しやすくなり、南極半島に高温をもたらす大気場が形成されやすくなることがわかった。 2021-03-09 1702地球物理及び地球化学
1702地球物理及び地球化学 令和3年2月の地殻変動 2021年1月中旬から2021年2月中旬までの1か月間の地殻変動。東日本の広い範囲で、平成23年(2011年)東北地方太平洋沖地震後の余効変動が見られます。また、2月13日に発生した福島県沖の地震に伴う地殻変動が見られます。火山周辺では、硫黄島において地殻変動が見られます。 2021-03-08 1702地球物理及び地球化学
1702地球物理及び地球化学 変形しながら落下する雨粒の数値シミュレーションが可能に 2021-03-02 東京大学王 家瑞(地球惑星科学専攻 特任研究員)三浦 裕亮(地球惑星科学専攻 准教授)小池 真(地球惑星科学専攻 准教授)発表のポイント 埋め込み境界法(注1) における気液境界面(注2) の表現を工夫し、落下する直径... 2021-03-02 1702地球物理及び地球化学
1702地球物理及び地球化学 アルマ望遠鏡で調べる星の「種」 2021-02-24 国立天文台星々の間にただよう低温のガスや塵は、星の材料です。この材料が集まっている場所を、「分子雲」と呼びます。分子雲の中でも特にガスや塵が濃く集まっているところは「分子雲コア」と呼ばれます。アルマ望遠鏡を使った研究で... 2021-02-24 1702地球物理及び地球化学
1702地球物理及び地球化学 2021年2月13日福島県沖の地震の震源分布 2021-02-16 防災科学技術研究所2月13日23時07分に福島県沖でM7.3(気象庁暫定値)の地震が発生し、宮城県及び福島県で最大震度6強を観測した。この地震は西北西-東南東方向に圧力軸を持つ逆断層型で、沈み込む太平洋プレート内部の地... 2021-02-17 1702地球物理及び地球化学