1202農芸化学 リンが欠乏した植物の成長に必要な化合物を発見~痩せた土地における農業技術への応用に期待~ 「ホスホコリン」という化合物がリン欠乏状態の植物の成長に必要であることを発見しました。養分の少ない土壌における農作物の増産や植物による物質生産の増強に向けた、代謝エンジニアリング[2]に貢献すると期待できます。 2021-10-23 1202農芸化学
1202農芸化学 雪の下で作物を腐らせる「雪腐病ゆきぐされびょう」の謎に迫る。実験植物を使って雪腐病菌への強さを調べられる実験系を開発 雪腐病は、麦類や牧草を枯らす重要病害です。実験植物であるシロイヌナズナに感染する雪腐病菌を初めて特定し、シロイヌナズナを用いて雪腐病菌に対する植物の抵抗性を評価する実験系を開発しました。 2021-10-21 1202農芸化学
1202農芸化学 8月の収穫直後から甘い サツマイモ新品種「あまはづき」~ ねっとり甘い焼き芋を、ひと足はやく食卓に~ 8月頃からねっとり甘い焼き芋をつくれるサツマイモ新品種「あまはづき」を開発しました。「あまはづき」は、糖度がきわめて高く、肉質がねっとりして食味が良く、早掘り栽培でもその特長が際立っています。 2021-10-20 1202農芸化学
1202農芸化学 温暖地向け豆乳用大豆品種「すみさやか」~ 青臭みやえぐ味の少ない豆乳~ 温暖地向け豆乳用大豆品種「すみさやか」を育成した。子実中の青臭みの原因となる酵素であるリポキシゲナーゼおよびえぐ味の原因とされるグループAアセチルサポニンを欠失しており、本品種を原料とした豆乳は青臭みやえぐ味が少なく、すっきりした味わい。成熟期、草姿、収量および品質等の特性は豆腐用の主力品種である「フクユタカ」に類似。 2021-09-21 1202農芸化学
1202農芸化学 ジャガイモ・サツマイモの品種開発を効率化するDNAマーカー迅速作製法を開発 ジャガイモやサツマイモなどの高次倍数体作物で、迅速にDNAマーカーを作製する方法を開発した。 2021-09-14 1202農芸化学
1202農芸化学 「施設有機栽培ミニトマトの総合的病害虫管理体系標準作業手順書」を公開 関東地域の夏秋どり施設有機栽培ミニトマトを対象に品質・収量の向上を目指して構築した総合的病害虫管理体系について詳しく説明。 2021-09-07 1202農芸化学
1202農芸化学 世界初!少ない窒素肥料で高い生産性を示すコムギの開発に成功 多収コムギ品種に野生近縁種の持つ高い生物的硝化抑制(BNI)能を付与したBNI強化コムギの開発に成功。BNI強化コムギは硝化を抑制しアンモニウムを効率よく活用するため、研究では、6割少ない窒素肥料でも生産性を維持。 2021-08-31 1202農芸化学
1202農芸化学 サツマイモ基腐病菌の新しい検出・同定技術を開発~リアルタイムPCRにより迅速かつ正確な診断が可能に~ サツマイモ基腐病(基腐病)とサツマイモ乾腐病、両種をそれぞれ特異的に検出できるDNAプライマーを用いたリアルタイムPCRにより、最短約1日で基腐病菌と乾腐病菌を高精度に検出・同定する技術を開発した。 2021-08-27 1202農芸化学
1202農芸化学 植物のアンモニウム毒性の原因を解明~将来の高CO2環境に適した作物の開発に期待~ 高濃度のアンモニウム塩の施肥による植物の生育阻害(アンモニウム毒性)が、プラスチド型のグルタミン合成酵素による過剰なアンモニウムの同化によって起こることを発見した。 2021-08-25 1202農芸化学
1202農芸化学 干ばつによりイネの根が貧弱になる仕組みを解明~ 干ばつに強いイネ品種の開発に期待~ 世界の代表的なイネ品種について、断続的な干ばつ下における根の形態と、全遺伝子の働きを比較し、干ばつによって根が細くなる原因と考えられる複数の遺伝子を発見した。 2021-08-17 1202農芸化学