バイオ炭製造コストの大幅低減と温室効果ガス排出量削減に貢献~「高効率もみ殻バイオ炭製造装置」の実証試験を開始します~

ad

2025-04-24 新エネルギー・産業技術総合開発機構,ぎふ農業協同組合,ヤンマーエネルギーシステム株式会社

NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)は、ヤンマーエネルギーシステム株式会社およびぎふ農業協同組合(JAぎふ)と共同で、「高効率もみ殻バイオ炭製造装置」の実証試験を岐阜県岐阜市で開始しました。この装置は、イネのもみ殻を原料とし、従来比約40%のコスト削減を目指しており、1時間に100kgのもみ殻から30kgのバイオ炭を製造可能です。製造されたバイオ炭は、土壌の炭素貯留や作物の収量向上に寄与する「高機能バイオ炭」として、全国50地区以上での栽培試験に活用される予定です。また、この技術は、化石燃料を使用せず、温室効果ガスの排出を抑制し、発がん性物質である結晶質シリカの生成も抑えるなど、環境に配慮した資源循環型農業の実現に貢献します。本実証試験は、2025年4月24日から2031年3月31日までの6年間実施されます。

バイオ炭製造コストの大幅低減と温室効果ガス排出量削減に貢献~「高効率もみ殻バイオ炭製造装置」の実証試験を開始します~
図1 高効率もみ殻バイオ炭製造装置の実験機

<関連情報>

1206農村環境
ad
ad
Follow
ad
タイトルとURLをコピーしました