2022-03

0101機械設計

EVの航続距離の伸長と車内空間拡大に適した小型・高出力モーターおよび制御技術を開発

EVの航続距離伸長と車内空間拡大に適した小型・高出力の永久磁石モーターと、その制御技術を開発しました。モーターでは、小型・軽量化に向け、従来の約2倍に回転数を高めながら振動を抑制可能な回転子、および、溶接が不要な固定子用コイルを開発しました。また、モーターの制御技術では、高速回転時の振動とエネルギー損失を同時に低減可能なキャリアシフト制御技術を開発しました。これらの技術を用い、高出力(100kW)・高速回転(22,000rpm)のモーターを開発し、振動の抑制と、体積の34%低減を実現しました。
1304森林環境

無花粉スギの苗⽊だけを量産する⾰新的技術を開発~DNA 鑑定と組織培養で花粉症対策に貢献~

無花粉スギを簡易に DNA 鑑定で識別する⽅法を取りまとめて公開しました。DNA 鑑定と組織培養により無花粉スギ苗だけを量産する技術を確⽴し公開しました。
1304森林環境

「デジタル森林浴」が⽇々のストレスを低減する!!

屋内で森林内の⾵景・⾳・⾹りを再現した「デジタル森林浴」に、⽣理・⼼理的な疲労回復効果があることが分かりました。「デジタル森林浴」によって、副交感神経が上昇し⼼拍数が低下する、気分が改善することなどが明らかになりました。
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1200農業一般

意図せず侵入する外来植物の侵入個体数と定着成功との関係を解明

輸入穀物に混入して侵入する外来植物には農業害草となる種類も多いため、侵入初期に発見してその盛衰を追跡することは、外来植物の効果的な予防管理にも役立ちます。全国の国際貿易港20港で春と秋に植生調査を行い、穀物の輸入量が多い港(穀物輸入港)と穀物を輸入していない港(非穀物輸入港)の植物の組成を比較しました。さらに、穀物輸入港で多く見られた種が輸入穀物にも多く混入しているのかを検証しました。
0400電気電子一般

光で誘電率を大幅に自在制御できる液晶性強誘電体~電極で挟むだけのフォトコンデンサ素子への応用に期待~

「強誘電性」を持った「ネマチック液晶」に光応答性を付与し、光によって比誘電率を広範囲にわたって制御できる材料を開発しました。
1602ソフトウェア工学

AIで深まる音楽体験~既存アプリにコンテンツを追加・三つのアプリを新規公開~

2021年から公開している音楽アプリ「サウンドスコープフォン」に、野鳥の声の聴き分けが楽しめる機能を追加し、他に三つの無料音楽アプリを新しく公開しました。「サウンドスコープパッド」「ミュージックスコープパッド」では、AIで利用者のポーズを認識し、仮想現実(VR)空間での音楽鑑賞や映像探索を楽しめます。また、「メロディスロットマシンHD」では、スロットゲームを楽しみながらさまざまなメロディを作ることができます。
0403電子応用

巧みな分子設計でn型ポリマー半導体の移動度を従来の5倍以上に向上

ポリマー半導体に高い電子受容性と秩序高い配列構造をもたらす新しいπ電子系骨格を開発した。開発したポリマー半導体は、ベンチマークポリマー半導体に比べて5倍以上高い電子移動度を示した。
1701物理及び化学

重い星の誕生のようす,また一歩解明!

過去40年にわたって野辺山45m電波望遠鏡と野辺山ミリ波干渉計を使い、銀河系内の大質量星形成領域W49Aの分子雲衝突と大質量星形成の関係を研究してきました。野辺山ミリ波干渉計の観測から、W49Aの中心部にあるW49Nでは、分子雲どうしの衝突によって太陽の約10,000倍の質量をもつ不安定なガス塊が多数形成された結果、たくさんの大質量星が一気に形成されていることがわかりました。さらにアルマ望遠鏡によるこのガス塊のひとつW49N MCN-aの詳細な観測データからは、重たく、暖かく、厚みのある円盤を通して、重い星が周囲のガスをかき集めながら形成されていくようすが明らかになりました。
1701物理及び化学

アルマ望遠鏡、 129億年前の銀河から窒素と酸素の電波をとらえる

アルマ望遠鏡により、129億年前の銀河から窒素と酸素の電波を検出することに成功しました。アルマ望遠鏡を用いてうみへび座の方角にある銀河G09.83808を観測し、宇宙誕生9億年後に窒素や酸素が存在し、既に太陽系での存在比率の50-70%に達していると推定しました。
1700応用理学一般

さまざまなデータから隠れた物理法則を見つける人工知能~物理シミュレーションの新たな応用の可能性に期待~

一般の観測データから、データに隠された運動方程式を抽出することで、物理学に忠実なモデルを作成する人工知能技術の開発に成功しました。これまで力学の理論で説明できないと考えられていた現象に対して、隠された運動方程式を発見できるかもしれず、例えば、生態系の持続可能性の検討に物理学の知見や物理シミュレーションが応用できる可能性があります。
1700応用理学一般

同位体を原子レベルで識別・可視化することに成功~透過電子顕微鏡で同位体の分析が可能に~

1〜4原子のごく微量の同位体炭素を透過電子顕微鏡で検出する技術を開発。グラフェンを構成する炭素原子の拡散を原子レベルの同位体追跡によって初めて観察。原子レベルの同位体分析によって材料開発や創薬研究などに貢献
1204農業及び蚕糸

ジャガイモシストセンチュウ類2種の同時判別技術標準作業手順書

2022-03-02 農研機構 カテゴリ:標準作業手順書(SOP) タイトル:ジャガイモシストセンチュウ類2種の同時判別技術標準作業手順書 発行年月日:2022年3月 1日 概要: ジャガイモシストセンチュウとジャガイモシロシストセンチュウ...
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