遺伝子組み換えイースト菌がバイオ燃料原料の範囲を拡大 (Engineered yeast could expand biofuels’ reach)
リグノセルロース系バイオマスを原料とする、バイオエタノールの高収率製造技術を開発。これまでに、特定の化合物を添加することで酵母の細胞膜を強化し、高濃度のエタノールを耐久できる酵母を開発し、エタノールの収率を約 80%向上させた。本研究では数種類の酵母株の酵素のうち最も優れたものを特定して指向性進化法(directed evolution)による改善を重ね、アルデヒドをアルコールに変換できる酵母を開発した。