小麦グルテンを利用したサステナブルなおむつ材料

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(Wheat gluten can be used to make sustainable diaper material)

2020/10/8 スウェーデン王国・王立工科大学(KTH)

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・ KTH とスウェーデン農業科学大学(SLU)が、小麦のデンプン製造過程で排出するグルテンタンパク質を利用した、使い捨ておむつ用の超吸水性材料を開発。・ 世界の使い捨ておむつ市場は 2025 年までに 550 億ドル超に達する予測される。ほとんどの製品では化石燃料由来の吸収材料を使用しているため、おむつでの再生可能な材料の利用促進と健康衛生用品への高まる需要に対応する機会と考える。
・ 超吸収性材料は、パーソナルケアや医療用品をはじめ、洪水の緩和や農業用の雨水の貯留等でも利用されている。
・ 食料との競合の無い持続可能なバイオベース材料として期待できる新材料は、水では最高 4,000%、食塩水では 600%まで膨張が可能。他のバイオベースの吸収材料(副産物ではない原料製を含む)と同等の吸収力だが、さらに研究を進めることで最終的には化石燃料ベースの合成材料に匹敵すると見込む。
・ 小麦デンプンやエタノール製造の副生物である小麦のグルテンを構成するタンパク質は、吸収性が重要なアプリケーションでの利用に期待できる。グルテンの化学的な性質を合成材料のそれに類似するように改造し、クチナシの果実の抽出物で分子を架橋することでグルテンポリマーの膨張能力を向上させた。
・ 次には、産業パートナーによる多様なアプリケーションでのテストに向け、同材料の製造をスケールアップする。
URL: https://www.kth.se/en/aktuellt/nyheter/wheat-gluten-can-be-used-to-make-sustainablediaper-material-1.1017422

<NEDO海外技術情報より>

(関連情報)

Advanced Sustainable Systems 掲載論文(アブストラクトのみ:全文は有料)
Superabsorbent Polymers: High Capacity Functionalized Protein Superabsorbents from an Agricultural
Co‐Product: A Cradle‐to‐Cradle Approach
URL: https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/adsu.202070018

Abstract

The development of environmentally‐friendly materials for the growing superabsorbent polymer industry is essential. In article number 2000110, Antonio Jose Capezza, Mikael Stefan Hedenqvist, and co‐workers use a readily available protein co‐stream functionalized with green and harmless reagents as a sustainable alternative for the fabrication of liquid‐absorbent materials. The potential applications are many, and include single‐use disposable products such as diapers.

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