JAXAスーパーコンピューターシステム「JSS2“宙(SORA)”」

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2019-12-16  JAXA

JAXAスーパーコンピューターシステム

JSS2:SORA-MA外観

数値シミュレーションを支えるJAXAのスーパーコンピューターシステムです。

現在は、二代目のシステム「JSS2“宙(SORA)”」が、調布航空宇宙センターで稼働しており、セキュリティ・情報化推進部スーパーコンピュータ活用課が運用しています。

JSS2の概要

JSS2(注1)システムは、宇宙航空研究開発機構(JAXA)の二代目のスーパーコンピュータシステム(スパコン)です。

計算リソースを主に提供する「宙(SORA(注2))」と、アーカイバである「J-SPACE(注3)」から構成されます。

「宙(SORA)」の設置は以下の3段階で行われ、2016/04に第3期運用を開始しました。

JSS2 SORA と J-SPACE ラックイメージ

  • 第1期: 2014/10よりSORA-PP, SORA-LMシステム計165ノード(55.8TFLOPS)の先行運用を開始
  • 第2期: 2015/04よりSORA-MAシステムの一部 (理論演算性能 1.31 PFLOPS) を追加運用開始
  • 第3期: 2016/04よりSORA-MAシステムのフル構成(理論演算性能 3.49 PFLOPS)を含むJSS2全システムを運用開始

J-SPACEは、0.7PBのディスクと20PBのテープ媒体をHPSS(注4)により階層管理し、さまざまなファイルのアーカイブを行います。

注1: JSS2: JAXA Supercomputer System Generation 2

注2: SORA: Supercomputer for earth Observation, Rockets, and Aeronautics

注3: J-SPACE: Jaxa’s Storage Platform for Archiving, Computing, and Exploring

注4: HPSS: High Performance Storage System

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