令和7年度国産農畜水産物に含まれる有機フッ素化合物(PFAS)の実態調査や試験研究の結果について

2026-09-11 農林水産省

農林水産省は、令和6・7年度に実施した国産農畜水産物中のPFAS(有機フッ素化合物)の実態調査と、農地土壌から野菜への移行・蓄積試験の結果を公表した。37品目を対象とした調査では、PFOSとPFOAの通常の食生活からの推定摂取量は、それぞれ0.13 ng/kg体重/日、0.09 ng/kg体重/日で、食品安全委員会が設定した耐容一日摂取量(TDI)の0.65%、0.45%にとどまった。最大濃度の試料を摂取し続けるという仮定でもTDIの7.6%、2.2%だった。また、河川水・地下水でPFOS・PFOAが指針値を超えた5地域の農産物でも、検出濃度は概して低かった。さらに、PFAS濃度が比較的高い土壌で5種類の野菜を栽培した試験では、可食部へのPFOS・PFOAの移行・蓄積は限定的だった。農林水産省は今後、対象品目を拡大して調査を継続し、特異的な高濃度試料の要因や農産物への移行性をさらに検証する。

令和7年度国産農畜水産物に含まれる有機フッ素化合物(PFAS)の実態調査や試験研究の結果について
食品安全分野におけるリスクの概念

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