業界初 固定カメラ・スマホカメラをハイブリッドで利用できる メーターのAI読取 遠隔監視サービス(SaaS型) 『WIZIoT(ウィジオ)』を提供開始

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AIoTクラウドがソラコム社との連携で工場設備の遠隔監視サービス市場に本格参入

2024-01-29 シャープ株式会社

業界初 固定カメラ・スマホカメラをハイブリッドで利用できる メーターのAI読取 遠隔監視サービス(SaaS型) 『WIZIoT(ウィジオ)』を提供開始

シャープの子会社である株式会社AIoTクラウド(本社:東京都江東区、代表取締役社長:松本 融、以下 AIoTクラウド)は、IoTプラットフォームを提供する株式会社ソラコム(本社:東京都港区、代表取締役社長:玉川 憲)との連携により、工場設備の遠隔監視サービス市場に本格参入。AIとIoTの活用により工場設備の巡回・点検業務の効率化を実現する『WIZIoT(ウィジオ)遠隔監視サービス』を本年2月1日より提供開始します。

製造現場では昨今、人手不足が深刻化し、工場の安全稼働に不可欠な人力による設備点検業務の負担がますます大きくなっています。AIoTクラウドは、工場設備のメーターなどをカメラで撮影し、AIで読み取ることで点検業務を効率化するサービスを、業界で初めて、固定カメラ・スマホカメラのハイブリッド利用に対応したSaaS型として提供します。巡回による点検業務の時間短縮やヒューマンエラー低減に加え、固定カメラによる自動撮影が可能なプランと、スマホカメラの活用による専用カメラ不要プランの組み合わせにより、導入のしやすさと低コストを実現。また、ハイブリッド利用でも点検データを統合管理できるので、管理業務を効率化できます。

さまざまな現場の最前線で活躍する方々の大半をノンデスクワーカーが占める現状において、AIoTクラウドは、ITが十分に活用されていないことに着目。各現場向けの『WIZIoT(ウィジオ)遠隔監視サービス』の展開によるDX支援により、今後も働き方改革や省人化、コスト削減に貢献してまいります。

■ 主な特長

1.カメラによるメーター撮影・AI読取で巡回点検業務を効率化

2.固定カメラ・スマホカメラのハイブリッド対応で、導入のしやすさと低コストを実現

3.SaaS型なので読み取り対象(モニター表示・ランプ※3)の拡張など機能アップデートも容易

※1 巡回点検業務を効率化するAIによるメーター読取サービスにおいて、固定カメラとスマホカメラを組み合わせて利用できる遠隔監視SaaS型サービスとして(2024年1月29日現在。AIoTクラウド調べ)。

※2 Software as a Service の略で、ソフトウェアをインターネット経由で利用できるサービスのこと。

※3 モニター読取:2024年上期対応予定。ランプ読取:2024年3月開始予定。

■ 主な特長

1.カメラによるメーター撮影・AI読取で巡回点検業務を効率化

工場設備などのメーター表示をカメラで撮影し、クラウド上でAIが値を読み取り、その結果を自動で点検台帳に記録します。

固定カメラでは、予め設定した点検スケジュールに従って定期的に自動撮影・AI読取・記録するので、巡回による点検業務が不要になります。また、1台の固定カメラで複数メーターの同時読み取りに対応できるので、カメラの初期導入コストを低減させることができます。さらに、AI読取・自動記録によって、従来の目視による読み取りミスや、手書きによる記録ミスなどのヒューマンエラーを削減し、再点検といった手戻りを抑止します。点検データはCSV形式で抽出可能なので、報告書への活用も容易です。

●さらにリーズナブルに導入でき、設定も簡単なクラウド型カメラ「ソラカメ」に対応

2.固定カメラ・スマホカメラのハイブリッド対応で、導入のしやすさと低コストを実現

固定カメラの自動読み取りにより巡回業務を大幅に削減できますが、すべてのメーターに固定カメラを設置するのは、コストや設置環境の問題で困難との現場の声が多くあります。

『WIZIoT(ウィジオ)遠隔監視サービス』はSaaS型なので、固定カメラ利用プランとスマホカメラ利用プランを、現場ニーズに合わせてご利用いただくことができます。

高所や暗所など点検が危険な箇所は固定カメラ利用プラン、メーターが多いエリアはスマホカメラ利用プランなど、現場の状況に応じて幅広いニーズに対応できます。また、スマホカメラ利用プランは専用カメラが不要なので、低コストでご利用いただけます。

さらに、ハイブリッド利用でも点検データはクラウドで統合管理が可能。いつでもオフィスなど離れた場所からでもWeb管理画面を遠隔確認できるため、管理者の業務を効率化できます。

●固定カメラはこんなところにおすすめ

●スマホカメラはこんなところにおすすめ

3.SaaS型なので読み取り対象(モニター表示・ランプ)の拡張など機能アップデートも容易

『WIZIoT(ウィジオ)遠隔監視サービス』では、クラウドのAIが進化することで、順次監視対象を拡大することができます。監視対象は、メーターに加えて、モニターに表示された文字や、ランプ表示の色など、今後、幅広く拡張してまいります。また、複数の監視対象のデータもまとめて統合管理できます。

■ 読取対応メーター

アナログからデジタルまでさまざまなタイプのメーターに対応可能※4です。

※4 設置された環境や照度などにより読み取りが困難またはできない場合があります。

■ サービス利用料金

* 価格はすべて参考価格(税別)

●固定カメラ利用プラン…自動撮影で巡回の手間を削減したいお客様におすすめのプラン

プラン名

AI点検 for ソラカメプラン

月額利用料

2,300円/カメラ1台

読取回数上限

1日12回/カメラ

* 別途ソラカメ本体代、利用料が必要です。
ソラカメ対応カメラ(送料別):3,618円/1台あたり、ソラカメサービス利用料:月額900円~/カメラ1台あたり

●スマホカメラ利用プラン…スマホを利用してカメラコストを抑えたいお客様におすすめのプラン

プラン名

AI点検 for モバイルプラン

月額利用料

600円/メーター1台

読取回数上限

1日12回/メーター

●共通

初期費用

30,000円

課金単位

ご契約単位ごと

*「AI点検 for ソラカメプラン」と「AI点検 for モバイルプラン」を組み合わせてご契約のお客様の場合、
初期費用は30,000円となります。

■ 両社の役割

株式会社ソラコム

メーター撮影用固定カメラおよびクラウド型カメラサービス(ソラカメ)の提供

株式会社AIoTクラウド

上記ソラコム社製品を含めたワンストップサービス(SaaS)『WIZIoT(ウィジオ)遠隔監視サービス』の構築、運用、販売

<株式会社ソラコム 執行役員 日本事業責任者 齋藤 洋徳(さいとう ひろのり)氏のコメント>

『WIZIoT(ウィジオ)遠隔監視サービス』の提供開始を心から歓迎します。

当社は、IoTテクノロジーを誰もがすぐに入手でき、簡単に使える「IoTテクノロジーの民主化」を掲げ、通信やカメラなどのテクノロジーをリーズナブルに使いやすく提供してきました。

新サービスは、製造現場の巡回・点検においてカメラやIoTを業務に活用しやすくしており、現場主導でのDXをサポートします。WIZIoTとソラカメの連携が、製造業の現場でのIoT活用の推進力となり、業務の効率化はもちろん、データ活用や働き方改革にも貢献することを確信しています。

■ 株式会社ソラコムの概要

会社名

株式会社ソラコム

設立

2014年11月

本社所在地

東京都港区元赤坂1丁目5-12 住友不動産元赤坂ビル 9階

代表者

代表取締役社長 玉川 憲

主な事業

IoTプラットフォーム「SORACOM」の提供

■ 株式会社AIoTクラウドの概要

会社名

株式会社AIoTクラウド

設立

2019年8月

本社所在地

東京都江東区豊洲5丁目6-15 NBF豊洲ガーデンフロント

代表者

代表取締役社長 松本 融

主な事業

クラウドサービス・ソリューションの開発・運用

● SORACOMおよびソラカメは、株式会社ソラコムまたはその関連会社の商標または登録商標です。

● Androidは、Google LLC の商標です。

● iOSは、Apple Inc.のOS名称です。iOSは、Cisco Systems,Inc.またはその関連会社の米国およびその他の国における登録商標または商標であり、ライセンスに基づき使用されています。

● その他記載されている社名・商品名・サービス名などは、それぞれ各社が商標として使用している場合があります。

株式会社AIoTクラウドに関する情報は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。

『WIZIoT(ウィジオ)遠隔監視サービス』に関する情報は、以下のウェブサイトでご覧いただけます。

(注)ニュースリリースに記載されている内容は、報道発表日時点の情報です。ご覧になった時点で、内容が変更になっている可能性がありますので、あらかじめご了承下さい。

 (PDF版:1,789KB)

 

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