総合研究大学院大学

2001原子炉システムの設計及び建設

プラズマの複雑流動を単純計算で再現する~ 乱れによる熱の流れを予測する理論研究が大きく進展~

2023-03-17 核融合科学研究所,総合研究大学院大学,科学技術振興機構 概要 プラズマの揺らぎや乱流による熱の流れ(熱輸送)を高精度かつ高速に計算することは、核融合炉の性能予測と制御に関わる物理メカニズムの解明において重要な課題です。...
2001原子炉システムの設計及び建設

波がプラズマの熱を運ぶプロセスを世界で初めて観測~核融合プラズマの自己加熱の研究が大幅に進展~

2022-09-29 核融合科学研究所,東北大学 概要 核融合発電では、高温のプラズマ※1中の核融合反応で発生した高エネルギー粒子がプラズマを加熱して、更なる核融合反応を促進させることが不可欠です。このプラズマの自己加熱のためには、高エネル...
1702地球物理及び地球化学

静かなオーロラが地球大気を深くまで電離させる~最先端の観測とシミュレーションで見えた宇宙と大気のつながり~

2022-06-10 総合研究大学院大学,国立極地研究所,東京大学,大阪大学,名古屋大学,日本原子力研究開発機構 研究の背景 オーロラは、地球周辺の宇宙空間から大気へと降り込む電子が極域大気の原子や分子に衝突することによって大気が発光する現...
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1702地球物理及び地球化学

東南極リュツォ・ホルム湾沿岸でのGNSS観測と地殻変動の検出

東南極のリュツォ・ホルム湾沿岸の露岩域で実施したGNSS観測から、当地域が現在隆起していること、またその隆起速度が南北方向に空間的な特徴を持つことを明らかにした。
0505化学装置及び設備

X線回折パターンからの対称性予測における知識発見 ~熟練者の勘・コツの定式化に成功~

2020-12-11 高エネルギー加速器研究機構,総合研究大学院大学, 統計数理研究所,東京理科大学,科学技術振興機構 ポイント 機械学習により粉末X線回折パターンから結晶の対称性を予測する手法を開発。 機械学習モデルの解析により、熟練者が...
1702地球物理及び地球化学

南極現地調査で明らかになった過去の急激な南極氷床の融解とそのメカニズム

2020-09-18 総合研究大学院大学,国立極地研究所 ●東南極の宗谷海岸南部での氷河地形調査と岩石の年代測定に基づいて、約2万年前の最終氷期以降における東南極氷床の融解過程を詳しく明らかにしました。 ●この地域では9-5千年前の間に、南...
1903自然環境保全

白化したサンゴの生死を決める新たな要因を発見 〜高温ストレスによる共生藻の共生能力の低下〜

2020-08-25 基礎生物学研究所,総合研究大学院大学 サンゴ礁に棲息するサンゴは、体の中に藻類(共生藻)を共生させ、成育や生存に必要な栄養の多くを共生藻の光合成に依存しています。しかし、海水温が異常に高くなると、サンゴは共生する藻類を...
1504数理・情報

結晶構造解析の自動化~ブラックボックス最適化により熟練者を上回る解析精度を達成~

2020-06-05 産業技術総合研究所 本研究成果のポイント 数理最適化の応用によりX線回折パターン解析を自動化、熟練者を超える解析精度を実証 熟練者が1日を要する解析作業を、PC1台で1時間に データ解析における解析者の主観を除き、新し...
1702地球物理及び地球化学

日本最古の天文記録は『日本書紀』に記された扇形オーロラだった

日本最古の天文記録として知られる『日本書紀』推古二十八年(620年)のくだりに記された「赤気」について、近年の古典籍を用いたオーロラ研究で解明されてきた「扇形オーロラ」と整合的であることを明らかにした。
1700応用理学一般

回転分子モーターV1の化学力学エネルギー変換機構を解明(飯野グループ・飯田大学院生ら)

高速高精度な1分子解析を用い、回転分子モーターV1の化学力学エネルギー変換機構を解明することに成功した。類縁の回転分子モーターF1とは機構が大きく異なり、機構の違いはそれぞれが生体内で果たす役割の違いと密接に関係していることが示唆された。
1703地質

原始太陽系円盤の中心近くで結晶化したシリカを隕石中に世界で初めて発見

南極隕石中に太陽が誕生して間もない頃に形成したシリカ(石英; SiO2)結晶を世界で初めて発見した。
1702地球物理及び地球化学

太陽の自転周期が雷の発生に影響している

江戸時代の古典籍に含まれる日々の天気の記録などから、太陽の27日の自転周期が過去300年にわたって日本での雷の発生に影響を及ぼしてきたことを明らかにしました。
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