東京理科大学

1700応用理学一般

人工知能(AI)が効率的な混ぜ方を自動で学習 ~流体混合問題に対する強化学習の有効性を実証、環境低負荷型社会実現への貢献に期待~

2022-09-05 東京理科大学 研究の要旨とポイント 流体混合は、さまざまな工業プロセスにおいて重要な役割を担っているにもかかわらず、流体混合を最適化する手法は確立されていません。 本研究では応用数学的アプローチから、機械学習の一種であ...
1701物理及び化学

なぜ宇宙再電離は非一様に進んだのか?

2022-08-25 東京大学 石本 梨花子(天文学専攻 博士課程) 柏川 伸成(天文学専攻 教授) 柏野 大地(名古屋大学 特任助教) 三澤 透(信州大学 教授) 大越 克也(東京理科大学 教授) 発表のポイント 宇宙再電離と呼ばれる初期...
0500化学一般

計算×情報×実験により 人間の経験則を超えた磁性材料の創製に成功 ~未踏物質の発見をアシスト~

2022-07-01 東京理科大学,科学技術振興機構 ポイント 次世代スピントロニクス材料では複雑な相互作用が関与するため、機能開発に膨大な労力が費やされていた。 計算科学・情報科学・実験科学を融合し、高い結晶磁気異方性を持つ材料を効率的に...
ad
0403電子応用

有機トランジスタの集積課題を克服~複数の論理演算回路を単一素子で実現~

アンチ・アンバイポーラトランジスタと呼ばれる特殊な有機トランジスタを用い、5つの2入力論理演算回路 (AND, OR, NAND, NOR, XOR) を単一トランジスタで実証することに成功しました。2つの入力電圧を調整することで種々の論理演算回路を電気的に切り替えられるため、再構成可能な論理演算回路として利用できます。
0700金属一般

機械学習で準結晶を形成する化学組成を同定~準結晶の安定化メカニズムの解明に向けた第一歩~

機械学習のアルゴリズムを駆使してこれまでに見つかった準結晶の組成パターンを読み解き、新しい準結晶の化学組成を予測できることを実証した。
0501セラミックス及び無機化学製品

Fe-Fe原子間距離の伸長によるFe-Ni合金のゼロ熱膨張メカニズムを観測

Fe-Niインバー合金の「インバー効果」と呼ばれる熱膨張が生じずゼロとなるメカニズムが、原子レベルで構造を可視化するとFe-Fe原子間距離の伸び縮みであることを初めて明らかにした。
1700応用理学一般

スピン流を超簡単にon/offスイッチング 〜結晶を曲げるだけでトポロジカル相を自在に制御〜

擬一次元TaSe3(Ta:タンタル、Se:セレン)がスピン流を生成するトポロジカル絶縁体状態にあることを示すと共に、その結晶を少し歪ませるだけで、通常の絶縁体へと容易に変化させられることを見出した。
0504高分子製品

三角形ラジカルを使って二次元ハニカムスピン格子構造を組み立てる

三角形構造を持つ光るラジカルtrisPyMを新たに開発し、さらにtrisPyMを用いて二次元ハニカムスピン格子構造(蜂の巣スピン格子構造)を持つ新しい配位高分子を合成した。この配位高分子は、室温大気下でも分解せず化学的に安定であるだけでなく、スピンと発光特性を併せ持つ稀有な物質である。
0403電子応用

汗中乳酸から高出力を生み出す薄膜型ウェアラブルバイオ燃料電池アレイを開発

和紙を基板として多孔性炭素電極をスクリーン印刷して作製する、高出力の薄膜型ウェアラブル乳酸バイオ燃料電池アレイの開発を行った。これまで報告されている乳酸バイオ燃料電池と比較して、より高い出力が得られ、自己発電型ウェアラブル乳酸センシング・デバイスとしての活用や、市販の活動量計の電源としても利用可能であることを確認した。
0505化学装置及び設備

X線回折パターンからの対称性予測における知識発見 ~熟練者の勘・コツの定式化に成功~

2020-12-11 高エネルギー加速器研究機構,総合研究大学院大学, 統計数理研究所,東京理科大学,科学技術振興機構 ポイント 機械学習により粉末X線回折パターンから結晶の対称性を予測する手法を開発。 機械学習モデルの解析により、熟練者が...
1504数理・情報

時間結晶が可能にする、量子の世界の複雑なネットワーク構造を発見

量子コンピュータ上で動く新しいシミュレーションの可能性 2020-10-17 国立情報学研究所  国立情報学研究所、日本電信電話会社(以下NTT)、東京理科大学、大阪大学、JFLI(Japan-France Laboratory of In...
1701物理及び化学

チタン同位体におこる新たな安定化現象を発見~質量測定で迫る原子核の存在限界~

2020-09-16 東京大学 道正 新一郎(原子核科学研究センター 助教) 小林 幹(物理学専攻 博士課程学生*研究当時) 下浦 享(原子核科学研究センター 教授) 上坂 友洋(理化学研究所仁科加速器科学研究センター 室長) 井手口 栄治...
ad
タイトルとURLをコピーしました