京都大学

トンガの大規模噴火が引き起こした特殊な大気波動「ペケリス波」を発見~85年前に提唱されていた共鳴振動の実在を証明~ 1702地球物理及び地球化学

トンガの大規模噴火が引き起こした特殊な大気波動「ペケリス波」を発見~85年前に提唱されていた共鳴振動の実在を証明~

2022-09-13 京都大学坂崎貴俊 理学研究科准教授、渡辺真吾 海洋研究開発機構センター長代理、中野満寿男 同研究員、Kevin Hamilton ハワイ大学名誉教授は、2022年1月15日に生じたフンガ・トンガ=フンガ・ハアパイ火山の...
新しいパワー半導体材料ルチル型GeO₂系混晶半導体の開発とバンドギャップ制御 0403電子応用

新しいパワー半導体材料ルチル型GeO₂系混晶半導体の開発とバンドギャップ制御

2022-09-09 京都大学材料化学専攻の高根倫史 博士課程学生、若松岳 同修士課程学生、田中勝久 同教授、立命館大学 金子健太郎 教授(研究当時、京都大学工学研究科 講師)、東京都立産業技術研究センター 太田優一 副主任研究員、立命館大...
量⼦アニーリングを活⽤したフォトニック結晶レーザーの構造最適化に成功~量⼦計算技術を活⽤したスマート製造分野の発展に向けて~ 0110情報・精密機器

量⼦アニーリングを活⽤したフォトニック結晶レーザーの構造最適化に成功~量⼦計算技術を活⽤したスマート製造分野の発展に向けて~

2022-09-09 京都大学電子工学専攻の野田進 教授、井上卓也 同助教、慶應義塾大学の田中宗 准教授、関優也 同特任講師、早稲田大学の戸川望 教授らの共同研究グループは、高出力かつ高ビーム品質で動作可能という特長を有する次世代半導体レー...
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リチウムイオン電池正極の低結晶層状構造を支える2種類の支柱 0402電気応用

リチウムイオン電池正極の低結晶層状構造を支える2種類の支柱

2022-09-05 京都大学下田景士 産官学連携本部特定准教授、内本喜晴 人間・環境学研究科教授、廣井慧 高輝度光科学研究センター博士研究員、尾原幸治 同主幹研究員、大石昌嗣 徳島大学准教授の研究グループは、大型放射光施設SPring-8...
クエーサーの明るさの変動に特性を発見 1701物理及び化学

クエーサーの明るさの変動に特性を発見

2022-08-31 京都大学名越俊平 理学研究科博士課程学生、岩室史英 同准教授の研究チームは、クエーサーの明るさの時間変動が、天体が発する特定の輝線の強さと関係していることを明らかにしました。クエーサーの明るさはランダムに変動することが...
周期構造の対称性制御で近赤外光の閉込めに成功~ナノ粒子をずらして光の分布を操作し、レーザやセンサの発展に寄与~ 1700応用理学一般

周期構造の対称性制御で近赤外光の閉込めに成功~ナノ粒子をずらして光の分布を操作し、レーザやセンサの発展に寄与~

2022-08-29 京都大学材料化学専攻の村井俊介 助教、Libei Liu 同博士課程学生、田中勝久 同教授らはオランダ、スペインのグループらとの国際共同研究において、ガラス基板上に周期的に並べたナノ粒子内に近赤外光を閉込める技術を開発...
アフリカ熱帯雨林における野生動物資源量推定の有効な指標を発見~地域住民主体の野生動物モニタリング法の基礎を確立~ 1903自然環境保全

アフリカ熱帯雨林における野生動物資源量推定の有効な指標を発見~地域住民主体の野生動物モニタリング法の基礎を確立~

2022-08-26 京都大学世界の熱帯雨林では過剰な狩猟による野生動物の減少が「ブッシュミート危機」として問題になっており、生物多様性と地域住民の生活を脅かしています。住民自身による地域主体型の野生動物モニタリングの実施が有効な解決策のひ...
立方体型分子に電子を閉じこめる~産学連携により前人未到の含フッ素分子の合成に成功~ 0500化学一般

立方体型分子に電子を閉じこめる~産学連携により前人未到の含フッ素分子の合成に成功~

2022-08-22 京都大学分子工学専攻の秋山みどり助教(研究当時東京大学特任助教)、東京大学の杦山真史大学院生、野崎京子教授、AGC株式会社岡添隆上席特別研究員らの研究グループは、分子工学専攻の東雅大准教授及び広島大学の駒口健治准教授と...
植物の光合成初期過程の酸素発生活性を向上させるアミノ酸変異を発見~光合成・人工光合成の光エネルギー変換効率の向上へ期待~ 0500化学一般

植物の光合成初期過程の酸素発生活性を向上させるアミノ酸変異を発見~光合成・人工光合成の光エネルギー変換効率の向上へ期待~

2022-08-18 京都大学光合成の初期過程では、光化学系IIと呼ばれるタンパク質と色素の複合体が、光エネルギーを利用して水から電子を引き抜き、電子を奪われた水は酸素分子へと分解されます。この、水から電子を取り出して酸素を生む「水分解-酸...
立方体型分子に電子を閉じこめる~産学連携により前人未到の含フッ素分子の合成に成功~ 0502有機化学製品

立方体型分子に電子を閉じこめる~産学連携により前人未到の含フッ素分子の合成に成功~

2022-08-17 東京大学1.発表のポイント:◆全ての頂点にフッ素原子が結合した立方体型分子「全フッ素化キュバン」の合成に成功しました。◆多面体型分子の内部空間に電子を閉じこめた状態を、初めて観測できました。◆本成果は電子を受けとる分子...
飼育ウマの呼吸数を非接触で測定することに成功~ミリ波レーダを用いた非接触バイタル測定技術の確立へ~ 1201畜産

飼育ウマの呼吸数を非接触で測定することに成功~ミリ波レーダを用いた非接触バイタル測定技術の確立へ~

2022-08-10 京都大学平田聡 野生動物研究センター教授、松本卓也 信州大学助教、奥村成皓 株式会社マリ研究開発本部長は、ミリ波レーダを用いて立っている状態の飼育ウマの呼吸数を、接触せずに測定することに成功しました。ミリ波レーダ技術を...
忘れられた作物「えどどころ」の起原~ゲノム解析が明らかにする青森県三八上北地域に残る栽培イモの歴史~ 1202農芸化学

忘れられた作物「えどどころ」の起原~ゲノム解析が明らかにする青森県三八上北地域に残る栽培イモの歴史~

2022-08-10 京都大学ヤマノイモのなかまに、オニドコロ(Dioscorea tokoro)という植物があります。オニドコロのイモはショウガのような形で苦い味がします。オニドコロは、古来「ところ」と呼ばれ、山野から採集されたり、特産品...
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