高エネルギー加速器研究機構

1700応用理学一般

鉱物が一瞬だけ衝撃を受けるとどうなるか

2022-05-09 高エネルギー加速器研究機構,筑波大学,大阪大学大学院工学研究科,理化学研究所,高輝度光科学研究センター 概要 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(KEK)物質構造科学研究所、筑波大学、大阪大学大学院工学研究...
2000原子力放射線一般

大強度加速器×超高精度”温度計”で原子核を作る力に迫る

風変わりな原子からのX線の測定精度を飛躍的に向上 2022-03-28 日本原子力研究開発機構, 中部大学, 立教大学, 東京都立大学, 理化学研究所, 東北大学, 大阪大学, 高エネルギー加速器研究機構, J-PARCセンター 【発表のポ...
0405電気設備

非破壊でリチウムイオン二次電池の充電能力劣化の2次元定量分析に成功

新品と劣化品のリチウムイオン二次電池(LIB)に対する中性子線の透過スペクトル解析による結晶構造イメージング(ブラッグエッジイメージング)計測に新たに開発した解析手法を適用することで、非破壊で電池電極の劣化を可視化し、結晶相の種類と密度の定量に成功した。
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2004放射線利用

ディープラーニングによって大幅な統計ノイズの低減に成功

材料の表面・界面を評価するための中性子反射率法は、計測の高速化が課題でした。精度を落とさずに高速に測定する手法の開発が求められていました。ディープラーニングによるデータ処理技術によって、短時間で測定した中性子反射率のデータに含まれる統計ノイズを除去することに成功し、測定時間を1/10以下に短縮可能となりました。
1700応用理学一般

鉄シリコン化合物における新しいトポロジカル表面状態

地球上に豊富に存在する鉄(Fe)とシリコン(Si)から成る化合物FeSiにおいて強いスピン軌道相互作用を示す表面状態が現れることを発見し、その表面状態を用いてスピントロニクス機能を実現しました。FeSiの表面状態の特徴が結晶内部の電子状態のトポロジーに由来していて、現代の電気分極理論で用いられる幾何学的位相の概念に関連していることを解明しました。
1701物理及び化学

J-PARCハドロン実験施設で奇妙な粒子と陽子の散乱現象を精密に測定

大強度陽子加速器施設J-PARCのハドロン実験施設で、ハイペロンの一種であるシグマ粒子を大量に生成し、そのシグマ粒子と陽子の散乱の角度分布を高精度で測定することに世界で初めて成功しました。
1701物理及び化学

超重元素の初めての精密質量測定に成功 〜新元素の新しい原子番号決定法の証明〜

重イオン加速器施設「RIビームファクトリー(RIBF)」の気体充填型反跳核分離器(GARIS-II)と多重反射型飛行時間測定式質量分光器(MRTOF) を用いて、原子番号105番の超重元素ドブニウム同位体257Dbの質量を精密に測定することに成功した。
0501セラミックス及び無機化学製品

希少な元素を使わずにアルミニウムと鉄で水素を蓄える~水素吸蔵合金開発の新たな展開を先導~

アルミニウムと鉄を組合せた合金で水素が蓄えられることを発見した。希少な元素を含むことなく、コンパクトに水素を蓄えられる水素吸蔵合金ができる可能性が示された。
1701物理及び化学

最先端超伝導検出器で探るミュオン原子形成過程の全貌

超伝導転移端マイクロカロリメータ(TES)を用いて、「ミュオン原子」から放出される「電子特性X線」のエネルギースペクトルを精密に測定し、ミュオン原子形成過程のダイナミクスの全貌を明らかにした。
1700応用理学一般

H‒イオンの低温高速伝導を実現

負の電荷を持つ水素であるヒドリド(H‒)イオンが、室温から300度までの低温領域で優れた伝導を示す固体材料を発見した。この優れたイオン伝導が、アニオン秩序による高温相(高伝導相)の低温安定化によってもたらされていることを見いだした。
1701物理及び化学

「理想の水素原子」で未知の物理現象を探索するミュオニウムのマイクロ波分光実験がスタート

大強度陽子加速器施設(J-PARC) 物質・生命科学実験施設(MLF)ミュオン科学研究施設(MUSE)の大強度のパルス状ミュオンビームを用いてミュオニウム原子の基底状態における超微細構造をマイクロ波分光することに成功した。
1701物理及び化学

中性子過剰なタンタル核異性体で探る原子核形状の多様性

原子核構造の研究から重元素合成の起源天体解明に迫る 2020-11-11 サリー大学,高エネルギー加速器研究機構,理化学研究所 概要 イギリス・サリー大学、大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構(KEK)素粒子原子核研究所・和光原子...
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