核融合科学研究所

電子温度1億5,000万度、イオン温度8,000万度のプラズマを実現 2003核燃料サイクルの技術

電子温度1億5,000万度、イオン温度8,000万度のプラズマを実現

2018年度まで、重水素プラズマは軽水素プラズマに比べて性能が向上することを実証してきた。2019年度の重水素実験によって、高いイオン温度を維持したまま電子温度を大幅に上昇させることができた。
核融合炉のダイエットに成功~トポロジー最適化でコイル支持構造物をスリムに~ 2003核燃料サイクルの技術

核融合炉のダイエットに成功~トポロジー最適化でコイル支持構造物をスリムに~

2020-04-17 核融合科学研究所 概要 核融合発電の実現に必須な超伝導コイルには強い力が働くため、コイルを強固な構造物で支えます。発電の実証を目指す核融合炉の設計では、材料コストやコイル冷却用電力などを低減するために、コイル支持構造物...
経済的核融合炉を実現するプラズマの高精度予測が可能に~高圧力プラズマの保持をシミュレーション再現 2003核燃料サイクルの技術

経済的核融合炉を実現するプラズマの高精度予測が可能に~高圧力プラズマの保持をシミュレーション再現

2020-04-0-17 核融合科学研究所 概要 定常核融合炉の実現には、磁場の強さが同じであれば、より高い圧力のプラズマを安定的に長時間閉じ込められる装置が、経済的で有望だとされています。大型ヘリカル装置(LHD)実験では高圧力プラズマの...
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電子温度1億5,000万度イオン温度8,000万度のプラズマを実現 2003核燃料サイクルの技術

電子温度1億5,000万度イオン温度8,000万度のプラズマを実現

重水素プラズマの同位体効果で電子温度が上昇 2020-04-17 核融合科学研究所 概要 大型ヘリカル装置(LHD)の重水素プラズマ実験で、電子温度1億5,000万度の高性能プラズマを生成することに成功しました。この時のイオン温度は8,00...
プラズマ中の磁気島はどんな時にできるのか? ~ 補助コイルを用いた摂動磁場印加実験~ 2003核燃料サイクルの技術

プラズマ中の磁気島はどんな時にできるのか? ~ 補助コイルを用いた摂動磁場印加実験~

2020-04-01 核融合科学研究所  核融合発電を実現するためには1億度以上のプラズマを閉じ込めて、その状態を長時間保つ必要があります。大型ヘリカル装置(LHD)を始めとする磁場閉じ込めプラズマ実験装置では、ドーナツの形をした磁場のカゴ...
スーパーコンピュータで磁気再結合によるプラズマ加熱を再現 2001原子炉システムの設計及び建設

スーパーコンピュータで磁気再結合によるプラズマ加熱を再現

地上実験と協力して宇宙プラズマの普遍的現象の解明に挑む  2020-03-04    核融合科学研究所  プラズマ中では、互いに向きの異なる磁力線がつなぎ変わる「磁気再結合」と呼ばれる現象が起こることがあります。磁気再結合は、太陽フレアやオ...
混ざりあうプラズマを世界で初めて観測 2000原子力放射線一般

混ざりあうプラズマを世界で初めて観測

大型ヘリカル装置(LHD)の重水素と軽水素の混合プラズマ実験において、プラズマ中の重水素と軽水素の混合状態を世界で初めて計測し、それらが「混ざり合っていない状態」から「混ざり合っている状態」へと変化することを発見した。
ヘリカルプラズマにおける不純物輸送研究 2003核燃料サイクルの技術

ヘリカルプラズマにおける不純物輸送研究

2020-01-08 核融合科学研究所  核融合発電を実現するためには、高温のプラズマを磁場で閉じ込めて維持することが必要です。ところが、プラズマ中に混入する不純物は、プラズマのエネルギーを吸収し光として放出してしまうため、不純物の量が増え...
高周波数電磁波による電流駆動の効果を調べる~現有の加熱装置で効率良くイオン温度を高めるには~ 2000原子力放射線一般

高周波数電磁波による電流駆動の効果を調べる~現有の加熱装置で効率良くイオン温度を高めるには~

核融合発電の実現を目指し、高温のプラズマを生成して維持する研究を行っている。現有の加熱装置でいかに効率良くイオン温度を高めることができるかも重要な研究課題。電子加熱用のECHの電磁波の入射方法を工夫してイオン温度の向上を目指す研究を紹介。
スーパーコンピューターで”磁力線つなぎ変え”によるプラズマ加熱を再現 2003核燃料サイクルの技術

スーパーコンピューターで”磁力線つなぎ変え”によるプラズマ加熱を再現

地上実験と協力して宇宙プラズマの普遍的現象の解明に挑む 2019-09-10 核融合科学研究所 概要  プラズマでは、引き伸ばされた磁力線が別の磁力線とつなぎ変わる「磁気再結合」と呼ばれる現象が起こると、プラズマが加熱されて高いエネルギーに...
プラズマの振動によるイオン加熱を証明 2003核燃料サイクルの技術

プラズマの振動によるイオン加熱を証明

新ハイブリッド・シミュレーションでプラズマの自己加熱の研究が加速 2019-09-03   核融合科学研究所  核融合発電は1億度以上の超高温プラズマ中のイオン(原子核)同士の核融合反応を利用します。プラズマの超高温状態を保持して核融合反応...
プラズマの流れと安定性のコンピュータシミュレーション~高温プラズマの安定な閉じ込めに向けて~ 2003核燃料サイクルの技術

プラズマの流れと安定性のコンピュータシミュレーション~高温プラズマの安定な閉じ込めに向けて~

2019-07-31  核融合科学研究所  核融合発電を実現するためには、高温のプラズマを磁場のカゴで安定して閉じ込めることが必要です。ところが、プラズマの温度や密度を上げていくと、プラズマが不安定な状態になって、磁場のカゴの中心から外側に...
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