東京大学

0500化学一般

ガス貯蔵材料などに活躍、柔らかい次世代多孔性結晶開発へ~孔の硬さと大きさが変化し、分子の吸着・脱着状態が安定化~

2023-07-21 東京大学 ○発表のポイント: ◆ ナノメートルサイズの小さな孔に選択的に分子を吸着し、消臭剤や脱水剤、触媒などで活躍する、柔らかい多孔性結晶の新たな理論モデルを提案し、分子吸脱着を制御する指針を得た。 ◆ 分子吸着によ...
1504数理・情報

折紙シートが自動で望みの立体に ~インクジェットプリンターでパターンを印刷、加熱により自動変形~

203-07-24 東京大学 発表のポイント ◆最大で十万本以上の折り目と数万個の面を持つ折紙を自動で折る技術を開発しました。 ◆これまで、あらゆる多面体を折れる折紙を設計する手法は存在しましたが、設計された複雑なパターンを簡単に製造する手...
0505化学装置及び設備

音を感じる新素材と音で操る材料物性操作法の開拓に成功~資源循環型社会に向けて音で実現する架橋材料の解体・再加工・再利用~

2023-07-20 東京大学,サンパウロ大学 発表のポイント 架橋高分子材料の解体および力学物性制御を「音」によって実現しました。 音を感じて力学物性が変化する新素材「感音性物質」の化学と高密度焦点式超音波(HIFU)の工学を融合し、架橋...
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0110情報・精密機器

世界最高速の単一細胞中赤外顕微イメージングを実現~非標識で細胞内分子動態のリアルタイムビデオ撮影が可能に~

2023-07-19 東京大学 石金 元気(物理学専攻 博士課程) 戸田 圭一郎(フォトンサイエンス研究機構 特任研究員) 井手口 拓郎(フォトンサイエンス研究機構 准教授) 発表のポイント 従来の中赤外フォトサーマル定量位相顕微鏡の信号対...
0505化学装置及び設備

ポリマーが丸まるエネルギーを電気に変換することに初めて成功~PNIPAMの相転移エネルギーを熱化学電池のゼーベック係数に変換~

2023-07-18 東京大学 周 泓遙(化学専攻 特任助教) 山田 鉄兵(化学専攻 教授) 発表のポイント 温度によって相転移を示すPNIPAMに酸化還元活性なビオロゲンを修飾すると、相転移に伴って温度差あたりの電圧(ゼーベック係数)が大...
0500化学一般

可逆な化学反応ネットワークにおける経路選択の原理~準不可逆性の発現~

2023-07-18 東京大学,京都大学 発表のポイント 正逆いずれの方向へも進行しうる可逆な化学反応のみから構成される反応ネットワークにおいて、無数の候補の中から、いかにして目的の生成物に向かう反応経路が選択されるのかという、経路選択の原...
1701物理及び化学

多彩な電子相を示す有機化合物の 物理特性を支配する重要パラメータの特定に成功~物質設計への新たな指針を発見~

2023-07-19 東京大学,熊本大学,理化学研究所 発表のポイント 有機分子固体で発現する多彩な物理特性が、電子相関の大きさによって一元的に決まることを示しました。 結晶構造のみを入力した、密度汎関数法と電子間の相互作用の超高精度解析か...
1700応用理学一般

これまでの高温超伝導体は乱れていたことが判明~乱れを除去して激変した電荷の振る舞い~

2023-07-14 東京大学,東京理科大学,理化学研究所 発表のポイント 銅酸化物高温超伝導体において、電荷が微少かつ均一に分布する乱れの無い極めて綺麗な結晶面を見出し、その電荷の振る舞いを解明した。 電荷分布に乱れのない綺麗な結晶面では...
1601コンピュータ工学

「掛け算」のできる光量子コンピュータへ~柔軟・高速な非線形計算で光電場の非線形測定を実現~

2023-07-12 理化学研究所,東京大学,科学技術振興機構 理化学研究所(理研)量子コンピュータ研究センター 光量子計算研究チームの阪口 淳史 特別研究員、古澤 明 チームリーダー(量子コンピュータ研究センタ ー副センター長、東京大学大...
1702地球物理及び地球化学

南海トラフ沿いのスロー地震活動を規定する深海堆積物~海溝で沈み込む砂層は強い断層を作るのか~

2023-07-10 東京大学 発表のポイント ◆南海トラフに沿って沈み込む深海堆積物を調査した結果、砂層に富むタービダイトが、スロー地震活動の静穏域(=プレート間固着の強い領域)に集中して分布することを発見した。 ◆透水性の優れたタービダ...
1702地球物理及び地球化学

富士山直下で起きる地震のデータ処理に基づきマグマ活動を監視する新手法を開発

2023-07-10 統計数理研究所 静岡県立大学グローバル地域センター自然災害研究部門の楠城一嘉特任教授、東京大学地震研究所の行竹洋平准教授、統計数理研究所の熊澤貴雄特任准教授の研究グループは、富士山直下で起きる地震のデータ処理に基づきマ...
0402電気応用

伝導率が世界最高のリチウムイオン伝導体が示す全固体電池設計の新しい方向性~次世代電池材料を用いた厚膜型全固体リチウム金属電池を実現~

2023-07-07 東京工業大学 要点 伝導率が世界最高の固体電解質の超リチウムイオン伝導体を開発。 開発した材料を用いて電極面積あたりの容量が現行の1.8倍の厚膜正極を作製し、優れた電池特性を実証。 開発した厚膜正極と次世代電池材料とし...
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