国立天文台

1702地球物理及び地球化学

銀河形成理論に再考を迫る、宇宙初期の回転円盤銀河

2020-05-21 国立天文台 ビッグバンで宇宙が始まって以来138億年の歴史の中で、私たちが住む天の川銀河のようなほとんどの銀河は長い時間をかけて成長し、現在のような巨大な姿になったと考えられています。しかし、アルマ望遠鏡による観測で、...
1701物理及び化学

アルマ望遠鏡のしくみ 第2回 たくさんのアンテナをつないでひとつに:電波干渉計

アルマ望遠鏡がたくさんの望遠鏡をつないで、ひとつの仮想的な巨大望遠鏡を作り上げる「電波干渉計」のしくみに迫る。
1702地球物理及び地球化学

系外惑星における第二の地球候補の軌道を初めて制限したすばる望遠鏡と新分光器IRD

7つの地球型惑星を持つ低温・低質量の恒星TRAPPIST-1に対するすばる望遠鏡の新分光器IRDを用いた観測によって、TRAPPIST-1系では星の自転軸と惑星の公転軸がほぼそろっていることが明らかとなった。
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1701物理及び化学

天の川銀河中心の超巨大ブラックホール「いて座A*」の「瞬き」を検出

ブラックホールごく近傍からの放射か 2020-05-11 国立天文台 超巨大ブラックホールと、そのごく近傍を周回する熱いガスの塊の想像図。(Credit: 慶應義塾大学) アルマ望遠鏡の観測データの解析から、天の川銀河の中心核「いて座A*(...
0107工場自動化及び産業機械

TMT主鏡分割鏡の形状仕上げ加工の試験が行われました

2020-04-30 国立天文台 TMTの主鏡を構成する分割鏡は、各国で研磨などを行なった後、米国本土に集められ、表面(鏡面)形状の最終的な仕上げが行なわれます。この仕上げを行なうイオンビーム加工(IBF;Ion Beam Figuring...
0404情報通信

アルマ望遠鏡バンド2受信機の開発が正式にスタート

2020-04-30 国立天文台 アルマ望遠鏡が新しい周波数帯を観測することを可能にする「バンド2」受信機の開発に関する正式な契約が交わされ、開発が正式に開始されることになりました。 アルマ望遠鏡は、宇宙からやってくる電波を10の周波数帯に...
0110情報・精密機器

TAMA300で実証した量子雑音を抑える新技術

2020-04-28 国立天文台 TAMA300を改造して構築したフィルター共振器の心臓部。(クレジット:国立天文台) 重力波望遠鏡の感度を上げる新たな技術が世界で初めて開発され、その実証に成功しました。この開発と実証には、国立天文台三鷹に...
1701物理及び化学

アルマ望遠鏡が恒星間飛行天体ボリソフ彗星の特異な組成を明らかに

2020-04-21 国立天文台 2019年、太陽系の外からひとつの天体が太陽系に飛来し、話題になりました。「ボリソフ彗星」です。アルマ望遠鏡は、2019年12月15日・16日にこのボリソフ彗星を観測し、太陽系外からやってきた天体から噴き出...
1701物理及び化学

オーロラの光で探るジャコビニ・ツィナー彗星誕生の現場

すばる望遠鏡の高分散分光器 (HDS) を用いて2018年にジャコビニ・ツィナー彗星の可視光高分散観測を行った結果、この彗星はこれまでに観測された彗星の中でも、特に二酸化炭素の存在量比が小さいことが明らかになった。
1701物理及び化学

アルマ望遠鏡でブラックホールジェットと星間ガスの衝突を観測

銀河「MG J0414+0534」にある超巨大ブラックホールから噴き出すジェットが、銀河内の星間ガス雲を激しく揺さぶっている様子を、アルマ望遠鏡がこれまでにない高い解像度で捉えた。
1701物理及び化学

連星系で作られる惑星の軌道の謎に迫る

2020-03-25 国立天文台 アルマ望遠鏡を用いた観測によって、連星系を取り巻く原始惑星系円盤の新たな性質が明らかになりました。軌道の小さな連星系では、連星系の軌道面と原始惑星系円盤の軌道面が一致していましたが、間隔の離れた連星系では、...
0300航空・宇宙一般

星形成プロジェクト:近傍の星形成領域の電波地図作り

2020-03-23 国立天文台 「星形成プロジェクト」による3つの領域(オリオンA領域、わし座領域(Aquila Rift)、 M17領域)の一酸化炭素輝線強度の電波地図。背景に、実際の観測時に撮影した星空の写真を重ねています。(クレジッ...
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